グルナッシュ主体なのでシラー(ズ)をもっとブレンドしたらもっと複雑で良いワインになったのかなとはちょっと思ってしまいます。でもボディは全く薄くなくしっかりしていてコストパフォーマンスの優れたワインです。
ミディアムからフルボディでアルコール度数は14.5%。
色は赤で縁はピンク。
におい(ノーズ)は強い方できれい。アロマは複雑でブラックベリー、黒胡椒、チェリー、菓子、リコリス、肉っぽさ、李、木苺、土っぽさ、野生動物の肉、プルーン、シナモン、クローブ、ナツメグ、レーズンや西洋杉が穏やかな燻したオークを背景にして感じられました。
口に含むとアルコール感はやや高く、樽は十分、酸も十分で新鮮。タンニンは細かくて穏やかな方。苦味は穏やか~やや穏やか。フレーバーはブラックベリー、黒胡椒、チェリー、李、木苺、野生動物の肉、土っぽさ、シナモン、かすかにクローブ、レーズン、スパイス、醤油たれとプルーン少々、西洋杉が穏やかな燻したオークをバックにして感じられ、ハーブの余韻が残りました。
両親と夕食で楽しみましたが、茹でたグリーンアスパラガス、黒オリーブ入りスタッフドエッグ、マグロ刺身やポテトサラダ、特にサザエやカマスなどの魚介類に良く合ったので驚きました。