VT2018・1時間前に開栓、軽くディキャンティングして馴染みのお店に持ち込み頂きました。
日ごろ、赤ワインは7割ボルドー 2割ブルゴーニュ 1割その他です。
久々に非ボルドーの特徴に興味がわき、チリカベを購入しました。
ボルドーより日照時間が長く完熟した原料ブドウを使っていることはうかがえますが、
ワインの繊細さ・複雑さなどはあまりありません。
アルコール度数は、ボルドーでは13度表示が平均ですが、本品は表示錠14.5度。表示数値は別として2割はアルコール度数が高いと思います。10%程度ではないと思います。
アルコール度数が高いからこそ、ワインらしさが隠されてしまっているイメージです。
逆にフランスワインがせいぜい13度で止められるバランシングを重視するゆえんですが理解できました。
濃厚さといっても、アルコールの強さが全面にでてしまい、その他の特徴が打ち消されてしまっています。
ラフィットのフレンチオークを使用とうたい文句は上等ですが、上記の理由で樽の良さを楽しむワインには出来上がっていないと思います。
チリカベはあまり飲みませんが、以前飲んだものでエスピノの方が断然よかったですね。