30年前の安奈淳さんの「ノバ・ボサ・ノバ」が懐かしくなり探しましたが残念ながら見つからず、轟悠さんのビデオを発見。群舞などあの時の高揚感がよみがえりました。
当時の印象は、安奈さんは少年のような躍動感で汗を飛ばし、甘いマスクからは想像できない低音の唸るような吠え声、一転してあの小さな体のどこから出るのか大音量で迫る伸びる高音、彼女が歌うとまるで彼女の高くあげる指先に、「虹」が現れたように見えた(歌詞「夢を描き」)ほどの豊かな表現力に当時、客席まで熱気に包まれ盛り上がり劇場全体が揺れた気がした(古い大劇場だったからかも)記憶があります。
一方、10年前に再演されたビデオの轟さんは、かなりオトナで気品があって別離もアキラメが良くてスマート過ぎてカッコ良すぎです!あんなに激しいダンスの後も息も乱れず汗ひとつかいて無さそうでまるで神が降臨したかのように神々しい。わが家は香寿たつきさんファンが多いので、オーロのカッコ良さに皆で見惚れました。