上蓋を開けると、…コルクにカビが生えていました。中に影響がなかったらいいのだけど…と思いつつコルクを抜くと、コルク跡がはっきりと瓶口に残っています。私はもう飲みたくなかったので、料理用にするしかないなとほっといたら、イギリス人の叔父がテイスティングし始めました。曰く、「ビネガーになりつつあるよ」。「今までどんな安いワインでも、こういうのは見たことがない。日本だったら許されるのか?」。…困ったものです。「保存状態がよほど劣悪でないとこういうことはないんじゃないか」と言われました。私に言われても困るんですが、この一本だけが悪いということはないと思うので、たいへんなことだと思います。あーあ、このワインもかわいそう。私もかわいそう。もちろん業者さんもかわいそう。残念無念。