シンプルイズベストな製品。演奏会やオペラを録画しBlu-rayに落として収集することを趣味としている私にとって、3時間収録できる25GBのディスクが1枚60円と大変ありがたい日本の環境に感謝しているのですが、ディスクも1,000枚を超えるとその収納に頭を悩ませているところでもあります。1枚1個のプラケースなどは論外で邪魔なだけ。ファイル形式も無駄が多い。結局、1枚で両面にディスクを収められるペラペラの収納ケースに収め、それをこのボックスに収めるという方法に落ち着いています。無駄なスペースがない。TV下の置台・SP兼用ラックの棚にピッタリ治まるのは本製品のみです。マクセル、サンワも類似製品を出していましたが、ボックスの高さが若干高く、棚の位置に制限されます。そのマクセルの方が耐久性はあるのですが製造中止で入手できません。サンワは収納枚数が50枚程度で役不足。そんな要因から、本製品は唯一無二の製品といっても過言ではありません。現在最もCPの良いBlu-rayの記録保持性がどのくらいなのか、開発当初から指摘されていた事ですが、記録面の酸化による透明化が避けられないCDが30年と言われていたとおり、マイライブラリーも再生できないディスクがそろそろ複数出現しています。37年前に3,500円していましたCDです。60円のBlu-rayに30年も期待しては酷でしょう。10年持てば良いのかもしれません。Blu-rayの前にHDに録画しているわけで、そのままにしても良いのですが、HDが10年持つか疑問です。実際のところ我が家のHDレコーダーは20年間で5台使用し、うち4台稼働可能で最も古いのは16年目。もちろんPC用ではなくTV用なので使用状況は何とも比較はできないのですが。
記録メディアとしてもうしばらくは王道を進むであろうBlu-rayなので収納ボックスも必需品なのです。満足度4と星1つ落としましたが、収納枚数もう少し増えると良いな、と思います。ケース50枚・ディスク100枚が楽に入って、かつ探しだせるスペースが欲しい。