生の生姜を料理などに用いると体が温まりますが、最終的には冷やしてしまうそうですね。ところが乾燥生姜は温め続ける作用があるというので、冷え性対策に試してみました。国産生姜ではありませんが無農薬栽培とのこと。このショップさんは親切で、商品ページで原産国・製造地などを詳しく載せていますが、パッケージにはそれらの記載がない。そういうメーカーが多いのは残念です。
パッケージによると「1回にティースプーン1杯を一日2~3回水かお湯で」とのこと。しかしショップさんからは「紅茶や味噌汁には耳かき1杯で充分」との添え書きがありました。まずはその少量からスタート。紅茶に入れましたが、微粉末で、味には殆ど影響なし。香りもそれほど強いとは感じませんでした。その初回は怖くなるくらい体が温かくなり、寒い夜に寝汗をかくほどでしたが、2回目からはそれが嘘のようにあまり効果を実感できない状態が続きました。そこで耳かき3~4倍ほどに量を増やしたところ、それほど温まった感はないものの、摂らない時と比べて明らかに冷えが緩和されたのが感じられました。しかし間もなくして胃に不快感を覚えるように・・。それでも冷え克服!と摂取を続けていたある夜、食後の極めてうす~い紅茶にいつもより少々多いティースプーン1/3程の量を入れて飲んだ直後から、一晩眠れないほどの胃痛で苦しむことになってしまいました。
調べてみると、生姜には健胃作用もあるそうですが、胃の弱い人には刺激になってしまうとか。十二指腸潰瘍歴のある私には要注意だったのです。おまけに、同時期にかなりスパイシーなハーブティー「ベンガルスパイス」(これも冷え対策)をよく飲んでいたのも影響したのかもしれません。そういったこともあっての、ショップさんの添え書きでしょうか。メーカー記載の量を試してたらとんでもないことになってました。確かに、耳かき1杯程度を守っている間は胃の不調は感じませんでした。思えば、その量でも足先の冷えがいつもより軽いかなーという気はしていたので、その量で続けていれば良かったのかもしれません。
現在摂取は止めていますが、生姜自体は好物(生の生姜では胃のトラブルは起きたことがない)ということもあり、この商品への期待感は捨てきれないので、いずれまた慎重に試し、再レビュー出来たらいいなと思っております。