登山用に開発されたもので、試行錯誤の上の製品のようです。
手の甲側へeTrexの頭が向く本製品と、腕時計と同じように腕の外側へeTrexの頭が向く製品があるそうです。
多くの部分がゴムで出来ています。
ベルトはゴム製でバックルはなく、アジャスターがあるのみです。問題はありません。
ずり上がりや回転しにくい工夫がされています。
eTrexの落下防止のため小型のバックル(YKK製)にランヤードがつき、本製品と接続されています(商品写真向かって右)。
eTrexの出し入れ口は上腕方向(eTrexの下側)で、頑丈なホックが腕との間に隠れるようにあります(蓋が引っ掛からない仕組み)。
eTrexを買って見ました。目的地を経緯度で入力できて、その方向を示してくれ、電池の持続時間が長く、軽い物が欲しかったのですが、期待を大きく上回りました。視認性も良い為、バイクや車での簡易ナビとして使えます。すると、マウンターが必要となります。あれこれ考え調べて納得の行くマウント方法が腕でした。
本製品を装着してバイクに乗ってeTrexにナビをさせて見ました。文句ありません。思った通りです。乗降車などの時にサイド・ミラーがeTrexに当たる事がありますので、注意が必要です。
本製品を作成したのは「マウンテンクラフト」と言う会社です。どうも北海道の会社らしいです。明記はされていませんが、日本製のようです。私の使用目的程度では高価ですが、購入する決め手となりましたのは、日本製と言うことと、この会社が「十数年単位で使う事ができるように素材選び、縫製をしています」と謳っている所です。
ザックへの取り付けは考慮されていません。アーム・ベルトは縫い付けで、取り外しできません。腕につける専用です。上腕部への取り付けは、無意味と思い試しておりません。
画面部分がくりぬかれていますので、汎用ポーチとしての使用は難しいと思います。よって、eTrexへの防水性はありません。eTrex自身の防水性を利用する仕組みです。
腕に取り付けて自動車に乗ってみました。腕が疲れます。バイクの場合は前腕が斜めに下がっている為、疲れにくいのではないか。一方で車のハンドルは前腕が肘から斜めに上がっている為、疲れるのではないかと思っております。小さい画面のため、腕時計のように近付けてみる事ができるのは美点と思います。