車の鈑金補修には通常はウレタンクリアというのが一般的ですが、失敗した時にかなり苦労します。艶感は断然ウレタンクリアですが、樹脂バンパーなら、このラッカークリアの方が作業性は高いですね。ビビってウレタンクリアより、確実に作業してのラッカークリア塗装のほうがリスクも少なく
、塗膜もある程度稼げます。
とにかく厚吹きしないことと対象物からの距離を20cm前後あけて吹くのが鉄則です。焦らずに作業すれば失敗リスクも低減します。塗る前にヒーフー言うくらいに缶を振りましょう(笑)。スプレーでもカップガンでも吹き付けでの鏡面塗膜はムリですし、新車の塗装面にも肌というものがありますので、カチカチに硬化させた後にコンパウンドで仕上げることを念頭に吹いたら、ちゃんと仕上がります。それでも満足出来ないなら、再度ラッカークリアの塗装面に足付けして、慎重にウレタンクリア吹けばよいですが、そこは自己責任です。