昆布茶のことこと和装生活

前の仕事を退職するときに、お世話になった方に配ろうと
和小物の店で小風呂敷なんかを買い込みました。
ラッピングしてもらっている間に帯留などに目をキラリン☆
とさせていたら着物に興味アリ人かと認識されたらしく
「着物を着て出かけようキャンペーン」の応募用紙を下さりました。

そんなこともすっかり忘れていた先日。
京都からなにやらお便りが。
なんと「着物を…」キャンペーンで当選したというのです。
当たったのは
　☆仕立てあがり浴衣
　★正絹新作きもの　おしゃれきもの
うほーーーい。

しかし…★の方はちと怪しい匂いがする。
なぜなら「反物転売を防ぐため、御仕立ては当店で承ります」とあるのです。
お仕立て代…いくらかかるんだ？
「いざとなったら断って逃げてくるのよ」と母に送り出され
元の職場近くの和小物店に引き取りに。
まずは浴衣を選び、「それではお着物の方は」と奥へ通された。
反物に目を向けると決意が揺らぎそうなのでお仕立て代の事を聞くと
丸洗い５年間サービスがついて、７万円台とのこと。
　　　　　　　　　　　　うむ、キャンペーンの正体はコレか。

無職の私が払えるわけが、ない。

あっさり「辞退します」と言って浴衣を受け取り、帰って来ました。
件の浴衣は地味な感じ。　旅館で着るのとあんまり変わらないかも。
でもまあ、初めての浴衣だし、半幅帯を華やかにすれば映えそうだし
練習用ってことで、　ごちそーさまでした。

着物市場はやっぱり怖い、と再認識した日でした。