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ラッキーBINGOがビンゴしにくくなった気がしませんか?
そもそも一般的なBINGOとは、 5×5のマス目に数字が印刷された(異なった)カードを参加者に配布し、 番号が印刷されたボールを暗箱から取り出し、番号を参加者にコールし、 コールされた番号がカードにあればその番号に「チェック」をつけ、 チェックが5組一列になるはやさを競うゲーム です。(下手くそな説明だ…) ネット上ではビッグローブが実施している4半期に一度のBINGO大会が有名? 確率の観点では、列を作る組の構成要素は(5)だから、数字が(5)以上公開されないとビンゴは成立しないわけだが、配布されるカードによってはそうならないこともある。 +--+--+--+--+--+ |5a|5b|5c|5d|5e| +--+--+--+--+--+ |4a|4b|4c|4d|4e| +--+--+--+--+--+ |3a|3b|3c|3d|3e| +--+--+--+--+--+ |2a|2b|2c|2d|2e| +--+--+--+--+--+ |1a|1b|1c|1d|1e| +--+--+--+--+--+ 往々にして3cの場所は「Free」と印刷され、最初から「チェック」をいれてよいことになっている。 さて本題。 BINGOゲームでビンゴする確率、あるいはビンゴしない確率を求めるにはどうすればよいのだろうか? もちろん制限、というか、条件は存在するし、必要である。すなわち 『ボールの数=ボールに印刷された数字が、重複することのない00から99までの100個のボール、数』であり、 『ビンゴカードに印刷された25乃至24の数字も、重複することのない00から99までの100個の数』である という条件下で、x回(x≦100)のボールを引いたときにビンゴする確立はいくつ? といった具合である。誰の目からも明らかなように、x=100なら、00から99までの数字を重複なく100回引くわけだから、全部の数字を引くことになり、ビンゴする確立は1(必ずビンゴ)である。 ビンゴしない状況を想像すればいろいろなことがわかる。 ビンゴカードに印刷されている25個の数字のうち、チェックがついていないの1つの場合を思い浮かべてみよう。未チェックが1なら必ずビンゴしている、というか未チェックが4までは必ずビンゴしている。このことからわかるのは、 99回ボールを引いたときビンゴする確率は1。 98回ボールを引いたときビンゴする確率は1。 97回ボールを引いたときビンゴする確率は1。 96回ボールを引いたときビンゴする確率は1。 ということ。※厳密には、96回で必ずビンゴしてしまうので、96回目「までに」ビンゴする確立が「1」ということ。 95回ボールを引いた場合は、どのように考えればよいのだろうか。 +--+--+--+--+--+ |5a|5b|5c|×|5e| +--+--+--+--+--+ |4a|×|4c|4d|4e| +--+--+--+--+--+ |3a|3b|3c|3d|×| +--+--+--+--+--+ |2a|2b|×|2d|2e| +--+--+--+--+--+ |×|1b|1c|1d|1e| +--+--+--+--+--+ 引き残している5つの数が、上図の×のようにビンゴとならないパターンを形成していればビンゴとならない。この「場合の数」を全体の「場合の数」から引いてゆけばよい。 全体の場合の数は、 1aに当てはまる数は最大100個(「最大」という制限は、カードによってはa列は19以下の数だったりする場合があるから)、 2aに当てはまる数は最大99個、… と考えると、 (全体の場合の数)100!/75! であることがわかる。 これからややこしくなってくるが、ビンゴとならない場合の数である。ビンゴとならない場合の数は、「カード上の数字まで含めたビンゴとならないパターンの総数」だが、これは 「ビンゴとならないパターン」=(1a,2c,3e,4b,5d)の未チェック位置組を考え、未チェック位置組の各座標に引き残された数字がはいる場合の数を求めればよさそうであるが、どうだろうか。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.12 14:19:08
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