恋愛学習～理想と現実～

僕には恋人くらいの関係にしか言えない悪癖がある。

それは、朝起きたらいつの間にかズボンとパンツを脱いで下半身裸になっていることだ。
もちろん、寝るときはちゃんとズボンとパンツは必ず着ている。
が、朝起きたらなぜか下半身裸になったいるのだ。
毎日ではないが、真冬でもある。
奇妙で、恐ろしい・・・。
これは、かなり深刻な問題かもしれない。

そこで僕は、原因を探るため、自問自答した。

Ｑ：女の子が夜這いに着て君を襲っているのか！？
Ａ：可能性はないとは言えないが、窓と玄関の鍵はちゃんとしめているし、人が出入りした痕跡はない。

Ｑ：夜中おしっこしたときに脱いだままにしているのか？
Ａ：いや、おしっこするときはいつも便器の横を汚さないように集中しているので、脳は目覚めている。

Ｑ：もしかして欲求不満で、開放的にないりたいのでは？
Ａ：あっ、それだ！！

さすが、自問自答してみるものだ。
すぐに解決した。
ありがとう、カズ。
確かに女の子とエッチもせず、一人エッチもしてないときに限って、朝起きたら下半身裸になっている。
彼女がいて一緒に寝ても、エッチをしてないと朝起きると下半身裸状態だ。

だが・・・
実家で朝寝坊して、起こしに来た母に見られたのはまずかった。
けれど、母はきっと僕の下半身を見て、子供の成長振りに誇りをもってくれたことだろう。