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小田川 純 の 創作童話

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名無しのはるかさん@ Re:◆スパニエルのルミー その7(05/13) 素敵なお話!続きが気になる。小さな子犬…

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2013.05.13
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食べ物をやるときには、いろいろなしつけをします。まず、

食器の前に連れてきて、すわらせます。立ち上がったら、

おしりの方をおさえて、「おすわり。」と言ってすわらせます。

そして、おすわりのまま、前足をかたほうずつ持って、

そのたびに「お手。」をくり返して覚えさせるのです。

何回か同じことをやったら、「よし。」と言って、 

ごはんを食べさせます。前のスピッツのクリは、とてもりこうで、 

ぎょうぎもよかったのですが、ルミーは、 

ごはんを目の前においてそういうつけをすると、

すぐに、「ウーッ!」とうなるくせがありました。 

「気が短いんだね、ルミーは。」

 と、ミコちゃんは言いました。 

スパニエルの毛は、毛糸のように長くのびます。 

そこで、ときどきかりこんでやります。また、 

ときどきブラシをかけます。こうすると、毛がふさふさ、 

つやつやして、かこうよくなります。 

遊びにくるミコちゃんの友だちは、ルミーを見ると、だれも、 

「すてき! ぬいぐるみみたいね。」 

 とほめました。 

犬は、運動がすきです。ルミーにも運動をさせてやらなくては、 

かわいそうです。お父さんは、ルミーににあう小さな首輪と 

小さなくさりとを買ってきました。それで、朝方と夕方とには、 

ルミーをだいたり歩かせたりして、家のまわりの田んぼを 

散歩するのが、ミコちゃん一家の日課になりました。 

田んぼのあぜ道でくさりをはなしてやると、ルミーは、 

体を波のようにくねらせて走りまわりました。

 

つづく・・・

 

 






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最終更新日  2013.05.13 11:39:58
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