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着物を仕立て初めて、早2年。
最近 つくづく思う事。それは「忍耐」。。 ずっと座りっぱなしの作業で、あっという間に時間も過ぎてしまいます。 ちょっとでも生地がだぶっていたら、解いて縫い直し・・ だけど、着物の良い所・・それは 洋服と違って 「最低限しか生地を切り分けない」「少々の体型はカバー出来る」事です。 ~最低限しか生地を切り分けない~ 洋服は「身体の形に生地を切り分けての縫製」に対し、 着物は「袖・身頃・おくみ・袖・・のパーツに分けるだけ」で、 浴衣や暑い時期に着る単衣着物の場合、余分な部分は全て 「クケたり・縫い込んだり」して、隠してしまいます。 寒い時期に着る袷(裏地の付いた着物)の場合、 全て表地・裏地の間に入るので、やっぱり隠れちゃう。 その分 くける量も少なくて、単衣の着物より楽かも。 だから 全て解いて、仕立て直しをする事が出来ます。 (余りの体型の変わり様にも対応可。仕立て直して、子供にあげても可) ~少々の体型はカバー出来る~ スーツやドレスの場合、少々ブカブカであっても何とか着れるけど、 窮屈な場合、「・・・・・。」ですよね。 だけど、着物なら 着付け次第で大概はカバー出来ます。 私の場合、スーツ(ましてドレスなど)は着る機会があまり無いのですが、 結婚式やパーティ、ちょっとした席に出席・・などの声が掛かる時は、 着物を着て出席します。 久々に出してきたスーツが「着れない・・」と焦り、買いに走るのは・・嫌・・・(寂) だけど、自分のサイズに仕立てておいた着物なら(プレタでもOKなんだけど) 焦る事も無く、余裕でいられます。 その代わり、カジュアル・フォーマル・セミ・フォーマルの着物を何着か、 帯も何本か用意しておかなければ、その場に応じた着こなしは出来ないけれど。 そこで役に立つのが「オークション」ですね。 数百・数千円ほどで手に入れた反物を、自分で仕立てれば 仕立賃(着物で大体、3~4万ほど)も浮くので、スーツ1着ぐらいの金額で 着物・帯・長襦袢(袖丈を合せておけば、2・3着あれば使いまわせる)が揃います。 着付け小物も、初めに一式揃えとけば、後は小物類。 帯締め・帯揚げ・半衿・帯留(無くても可)・草履・バッグ・・・ 特に、帯締めや帯揚げは いくつも揃えたくなってきます(殆んど中毒)。 増えていくと、宝物みたいに嬉しくなってきますよー(^з^) 最近、知り合いの人から「従姉妹の結婚式祝い」に、 着物・袋帯・長襦袢を 各3着づつ、依頼されました。 (仕立ての報酬もあり・腕を磨く絶好のチャンスでもありで、かなりラッキー♪) 納品後、喜んで一式揃えを従姉妹の家に届けに行ったそうです。 その時の出来事を 報告してくれたのですが、余りにも嬉しい報告だったので、 ちょっとカキコ。 「従姉妹の知人が和裁師さんでね、その人が丁度 きてたの。」 「渡した着物を 今度結婚する従姉妹が喜んで見始めたの。」 「それを、和裁師さんが まじまじと見て、」 「『殆んどプロの仕事よーコレ!2年も経ってない子が仕立てたの?コレ!!』」 と、凄く驚いて 出来の良さに絶賛してたそうです(ヤッター!うっしゃ!!) 何の事は無い、仕立賃を浮かす為(だけに)始めた和裁が、 こんな形で人に喜んでもらえるなんて、思っても見なかった。 肩はこる、目は疲れる、時間があっという間に過ぎ去る・・・ 仕立賃対策以外に良い点など無かった和裁。 でも、その一言で「和裁、出来ようになって本当 良かった」と 思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月05日 04時45分12秒
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