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柴田よしきの小説は図書館の棚1列にずらりと並んですべて読んでいると思っていたが読んでいなかった本があった。Miss You。
出版社の文芸誌の編集者でこの仕事四年目の主人公は東大出の女性である。彼女の同僚編集者が殺されたところから話は始まる。売れっ子の作家先生、元売れっ子だがいきなりかけなくなった作家、新人の売れっ子作家、新人賞で佳作に入ったばかりの作家、他社の編集者、いろんな人物が登場してくる。おまけに主人公の身の回りにも物騒な事件が起きてくるミステリー。 最後までワクワクハラハラで面白く読んだ。あまりに人物が多いし、事件も多くちょっと散漫な感じもするけれど、ある作家の小説中の描写がそのモデルになった人物の身内に衝撃を与えたという事が1つのテーマ。そしてもう一つはさすがにネットの事情に詳しい作家(柴田よしき本人)だけに、ネットの論争がテーマになっている。 最近読書感想日記をかけないのは読み応えのある自分好みの本を読んでなかったからだけど、久しぶりに半日間読書に費やしてストレス解消になった。何しろ朝起きても子どもに食事を与えてその後は9時半からアンパンマンを見せて12時前に食事を与えて1時に昼寝させて、自分はその間顔も洗わずホームウェアのまま、鬱陶しい前髪をゴムで縛って、お天気の悪い日、家の中で床暖のホンワカした暖かさにしがみつくように、やった事というと読書だけ! 毎日時間や責任感や人目に追い立てられるように過ごしているだけに、今日はゆっくり読書が出来てよかった。ああ、わたしは(図書館から借りた)本1冊あればこんなに気分転換ができる。たった半日で。幸せだなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年03月20日 15時14分12秒
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