HTC(Hollywood Trading Company)の正規販売店と称する「THREE WOOD 楽天市場店」でヴィンテージ風のスタッズベルトを買った。ところが、肝心要の装飾ターコイズの一つが割れたように欠損していてびっくり! またそれを不良品と一切認めない強引な対応に、ほとほとあきれ返った。こんな悪徳業者をのさばらせる楽天市場の管理体制にも、大いに不信が募る。
事の経緯はこうだ。1930年代から1950年代に流行ったスタッズベルトをヴィンテージ風に手作りで再現したものを同店で買い求めた。開けてみると、添付画像のように明らかにターコイズの一つが欠損しているではないか。さっそく店のほうに電話を入れたが、『複数人で検品したので不良品を送るはずがない。石が欠けていても、それは不良品ではなく、返品も交換もできない。修理ならできる』と、手前勝手な主張を頑強に繰り返すばかり。
同社のホームページには、HTCのベルトなどの商品は、ヴィンテージ物の手作りによる再現なので、『ヴィンテージ感を出すための傷や汚れは不良品ではなく』、『革の質感(厚み、傷やシワ、色)、スタッズの角度、アンティーク加工具合などが1点1点異なります。またターコイズの天然石は黒いターコイズや白いターコイズが混じっているものがございます。(これが天然石の証明にもなります)』などと、周到に予防線を張っている。
本物のヴィンテージものなら、傷や破損が一部あったとしても、それを事前に知らせていれば、大きな問題はなかろうが、同社が扱っているのは、あくまでヴィンテージ風の作り物である。ヴィンテージ風に見せるためのわざとの傷や汚れがあり得る、との断り書きを良いことに、明らかな不良品までも、商品のワザとのお化粧の一部と強弁するのは、瞞着商法と言わざるを得ない。現に今回のターコイズの欠損は、だれの目にも「ヴィンテージ風に見せるための作為」や商品のばらつきの範囲を逸脱しているのは明らかだ。その上、修理なら引き受けるという言い草は、不良品で2度商売をする魂胆ではないのか。
みなさん、こんな姑息な手口でぼろ儲けをたくらむ輩を許せますか。