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2006-07-01
- この本はとても写真が豊富で文章がわかり易く、とても楽しく読めました。これからの時代の暮らし方として著者のような生活は大変参考になりました。
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2006-08-07
- 手にした本を一回、二回とページをめくりました。
読み返すほどに、たいへんな力作、そして楽しい本の感が強まります。
最近、私の中で「日本という国はどうなってしまったのだろうか？」の思いが心から
離れず、経済優先の一日が忙しい！忙しい！と明け暮れして久しくなります。
はじめに気づいたのは、勤務していた二十一年の間に購入したコピーや機器の部品が七年でメーカーから姿を消すことでした。
ヨーロッパでは百年も前のオルゴールをメーカーが修理してくれて物を大切にするという生活が生きていました。
大量生産、大量廃棄の社会現象が現れ、物が溢れるようになり、今に及んでいます。
著者夫妻の「どこかの駅に何か大事なものを忘れてきたらしい」との、その大事なものさがしは、私のある「ものさがし」と重なる所があって共感を憶えることがたくさんありました。
良く働く勤勉という日本人の特性が裏目に出ているのでしょうか。それが社会問題となってしまっている日本が出現したのでした。
企業戦士、過労死‐。戦後六十年大人たちは復興のために子供たちをカギっ子にして働き、殆どの家庭で母親も仕事に出るのが普通でした。今に子供たちから復讐される！と感じていました。
里山暮らし、ゆったりとした日々があり、環境にとけ込んでの生活は見事！
人間中心の素朴で豊かな生活をみつけ、そのための努力を惜しまないお二人に脱帽です！
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2006-08-01
- 僕は，この本の作者の方のブログに出会うまで，この本を実際に手にするまで，ハッピーリタイアメントは外国でないと出来ないのかな，と思っていました。でも，この本を読んで，「こんなに楽しいハッピーリタイアメントも日本で出来るんだ」と思い，感動しました。この本から伺える，作者の方のハッピーリタイアメントの様子のエネルギシュで何と生き生きしたこと！！！感動ものです！これからを生きていくパワーも，もらっちゃいました！この本には，僕を含めて他の人にとっても，人それぞれ自分にあったハッピーリタイアメントを考えていく，・・・ヒントの宝庫だと思います・・・・
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2006-07-30
- 団塊の世代が定年を迎える、いわゆる2007年問題が話題に上るようになって久しいが、氾濫する情報のほとんどが、この世代の経済力を当て込んだ思惑が透けて見える。
そんな中にあって、この本は、まさにゼネレーション真っ只中の著者が、独自の価値観と感性をもって
新しい(老後‥という言葉すら似合わない)リタイア後のライフスタイルを模索した、その奮闘記でもあり、一つの提案である。
リタイア後の人生を、どこで、誰と、どんな暮らしをするのかという問題に、既成の「老後の設計」といった概念に囚われることなく、小気味いいほどの行動力と「お洒落で素敵な」感性を持ち込んだ著者の提案に、共感する読者は多いと思う。
著者のように、ライフスタイルの一つの選択として、夫婦二人、海外で過ごしてみたいと考える人たちは、今後ますます増えると思われるが、しかし、日本と完全に決別できるかといえば、そうもいかないというのが、現状ではないだろうか、と推察する。
家族、経済、食生活、医療など、足かせになるものは、沢山あるからだ。
そんな時、日本に軸足を残しておきながら、
気が済むまで海外で暮らしてみるという方法は、
これからの選択肢の一つになっていくだろう。
誰にも負担をかけずに、自分たちだけで、それも最小限の費用で賄える方法は無いものか？
【日本とスペインを行ったり来たり】するという一見、夢のようなライフスタイルを実現するべく、身をもって示してくれた著者夫妻の挑戦に、大きな拍手を送りたいと思う。
『夢は必ず叶うもの』という著者の姿勢は、老後の不安や淋しさといったマイナーイメージを吹き飛ばしてくれ、実践した人間だけが言える実にリアリティある一言として、読者の心に響くと思われる。
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2006-07-24
- こんな素敵な本をつくられたことに、共感を覚えました。
この夫婦の生活観・価値観の在り様が、無理なく、しかも優しく伝わって来て心地よく納得させるものがありました。
文章の調子も平易ななかに、たいへんよく練れていてリズミカルな感があります。
昨今『超特急』で『早く、早く』が一層増幅してしまい、まさに子供の喧嘩のような単純さと、あざとさで金儲けや人殺しが日常茶飯になっているような昨今です。
しかし、著者が書いているように、少なからぬ人々の暮らしの本拠では、長い間培われてきた生活、人間的な感性が確かに、ゆるぎなく息づいております。
『超特急』で『早く、早く』の風潮に思うようについて行けず、自信を無くしかけている人たちに、
この本が豊かな示唆をもたらすことが期待されます。
だから年代を問わず多くの人に読んで欲しい。
幸せとは何かを考えるヒントがここにあります。 - このレビューのURL
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2006-07-16
- 何を求めて旅をするのか？
子供達が成長して、夫婦二人で旅行することが多くなり、どうしたらステキな旅行ができるのだろうと考えていたときこの本と出会った。
歴史、文化、自然、人とのふれあい。。。。
この本には、私が求めていた旅のことだけではなく、生き方そのものがたくさん描かれている。
中川夫妻はスペインに移住することを考えていて、日本の本拠地を鶴巻温泉に決めた。
そしてその鶴巻温泉のすばらしさに大いに感動し、ブログにしたためた。
その影響を受けた彼女の親戚や知人が、彼女の魅力に引き寄せられるように、鶴巻温泉に引越までしてしまう。
今を楽しむ！
彼女は今を楽しむことにかけては天才だ。周りにいる人たち全部を幸せの輪に引き込んでしまう。
この本を読むと、旅の前後に知識欲がムラムラとわき上がり、また、日常の些細なできごとから、幸せがたくさんみつかるようになること間違いなし。
ブログとあわせて読むと楽しさ１００倍!!
お奨めします。
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2006-06-29
- 今日の株主総会で夫の常勤取締役の定年が決定された。
あと、1年間は身分は楽にしてもらって継続して仕事ができるそうだけれど、初めて社長から打診されたときは心に波紋が浮んだそうだ。
サラリーマンの「定年」って、働き続けてきた人にとっては大きな人生の区切り、胸に去来するものは様々なものがあるはず。
しかし、中川夫妻は「楽しみ」だったそうだ。
「定年」で解放されたっぷりと与えられた時間を自分たちの暮らしの質を高めるために、そして、夢であったスペインでも過ごすために、日本の本拠地に選ばれた秦野市で住む魅力と醍醐味がたっぷりと描かれている。
富士山が見えて温泉があって新鮮な野菜と美味しい川魚。何より人々とのあったかいふれあいを読んでいると住みたくなってしまう。
しかも、家賃がとっても安い！安すぎる！住居費を抑えて暮らしの質を高めることができるなんて、今の首都圏では考えられないこと！
そこに気づいて一番に辿り着かれて旗を立ててくださった璃々さんご夫妻の情熱に拍手したい。
この聡明なカップルの生き方こそ、土地にしがみついて生きなければならなかった農業からサラリーマン化した現代の日本人にとっての問題解決の手引書であるともいえる。
璃々さんが念願だったイギリスのフラワースクールに留学されている間は、ひたすら写真を撮って町を足で調査してサポートされたというご主人の姿が掲載された写真から垣間見えてくる。
団塊の世代はもとより、より豊かな老いの暮らしを準備したい人にとって、今からでも間に合う価値観の転換や発想のエッセンスがたくさん詰まっている本である。 - このレビューのURL
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2006-06-28
- (＠｀▽´＠)/ ハイッ、本日本のご紹介です。
楽天ブログで「イギリス花留学とヨーロッパ田舎暮らしという」ブログを展開しているリミンさんこと中川璃々さんが、本を出版しました。
上にあるように太陽出版というところから、１２６０円（税込み）です。楽天ブックスで購入しました。
なんで、オラがこのリミンさんのブログに行くようになったかというと、オラ１８歳１９歳と１年半、鶴巻温泉にいました。でっこのリミンさんの鶴巻温泉というフレーズにおおいにひっかって、行くようになりました。
でっこのリミンさんの本お薦めです。
「なんでっ？」とお思いの方は、
１．鶴巻温泉や秦野市の四季折々が、写真（カラー・白黒）で紹介されている。
２．なんといっても、地酒のＭＯＺＡＲＴが最高です。飲んでみたいもんです。
３．なんと色んなものを手作り、どぶろく、味噌、ジャム、家庭菜園を作っている。その模様が楽しい。
４．鶴巻温泉や秦野市の名産がどんどん紹介されている。水、お茶、アイス、最中、チーズケーキ、などなど。
５．なんといっても鶴巻温泉ですから温泉の紹介もある。
６．スペインのいろんなことが紹介されている。
そして、この本を読めば、鶴巻温泉に行きたくなる。いや行きたくなるだけでなく、住みたくなります。そしてスペインにも行きたくなります。
お薦めです。みなさんも買ってねー。ヽ(=´▽`=)ノ
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2006-06-26
- 本を開くと、小鳥の囀りが湧き上がります。
たくさんのリリドリの楽しくにぎやかな囀りです。
読み終えて本を閉じると
アーたのしかった♪ と感じます。
何かに似ています、この感じ。
・・・そう、パーティーの後のよう。
この本をパーティーにたとえたくなりました！
パーティー料理は盛り沢山、かつ独創的。
素材に目ざとく、そしてどんな素材もステキな一品に創り上げる。
リリさんは料理名人です。
と、いうことは、
生き方、暮らし方の達人とも言えるのではないでしょうか。
で、
ついに★里山暮らし、ときどきスペイン★
という大皿の出来上がり！です。
そうそう、パーティーのアトラクションには
リリさんの外国でのクリエイティブ体験のショート・シネマ
が上映されたりして、これもお客である読者への
心憎いサービスなんだなーと思いました。
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2006-06-21
- 「やっと見つけた日本の本拠地！」
「ハッピー・リタイアメントは、どこにある！？」
「都会の便利」と「田舎の愉しみ」欲しいモノはみんなある！
「夫が定年になったとき‥‥」
「そのとき、あなたは何処で、どんな暮らしを、したいですか？」
これらは、本の見出しや帯に書いてあるメッセージです。ここにこの本のテーマが隠されています。この本には中川さんご夫妻が、毎日の忙しい生活で忘れていた自分を探す過程が描かれています。
中川さんご夫妻は、スペインにゆったりとした人間らしい暮らしを見つけ、退職後はスペインへ移住しようと考えます。本には、ときおり訪れるスペインの街と、人々が楽しく暮らしている様子が紹介されています。物を大事にし、時間を大事にするスペイン、それは昔の日本の暮らしのようです。
中川さんご夫妻は、偶然スペインへの憧れを日本で発見します。それは神奈川県秦野市鶴巻温泉でした。鶴巻温泉には田舎の暮らしがあり、人情あふれる地域の人々がいたのです。中川さんご夫妻のすばらしいのは、地域の中へ積極的に入っていくところです。
私は中川さんご夫妻より、ちょっと年長でしょうか。若年退職をして、現在は鈴木はり灸院を開設しています。開設当初は日曜日だけ休み、忙しく働きましたが、現在は日、月、木曜日を休診日にしました。
妻も2年後に退職、栃木県益子町で陶芸を勉強し、我が家へ陶芸窯を作りました。現在は陶芸作品を作ったり、陶芸教室を開いたりしています。
我が家では10年くらい前から、妻と一緒高低差150m、1時間のウォーキングを始めました。6年前から登山を始め、最近は月に数回の登山に出かけています。高山植物と出会ったり、山頂で登山者とお話したりして楽しんでいます。
そんなとき『里山くらし、ときどきスペイン』と出会い、これからの暮らしをどう作っていくか、考えさせられました。中川さんご夫妻の、何にでも前向きに立ち向かう姿勢を見習いたいと思いました。 - このレビューのURL
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2006-06-15
- 今の日本人が忘れてしまった非効率な生活。 しかし その非効率さゆえに心がこもった地域社会。 それがスペインにありました。
現代は何事にもスピードが要求されます。 乗り遅れまいと懸命に走り、あたふたと超特急列車に乗り込む。 そして 車窓を楽しむ間もなく目的地に着き、仕事を片付け、また あたふたと超特急列車で帰る。 そんな生活に疲れを覚えませんか？ ストレスいっぱいの日常。
この本はそんな思いを吹き飛ばしてくれます。 昔 こんな言葉が流行りました。「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」 警視庁のスピード違反を抑える標語ですが、お役所には似合わない会心の標語だと思います。 超特急列車ではなく、たまには鈍行列車の旅もいいのでは・・・ - このレビューのURL
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- 購入者さん
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2007-01-30
- 作者の中川璃々さんと偶然楽天ブログで知り合い、
ブログを読ませて頂いているうちに、
よし、本も購入してみよう！ってことで購入しました。
内容は・・・
作者の好きな場所、好きな景色、
好きな食べ物、好きな人たちをちりばめた宝石箱。
しかも、書いていること自体を楽しんでいる雰囲気が伝わってきて、
こちらまで顔がにや〜っと幸せな気分に。
自分があと何十年か経ったら、
こんな気持ちのまま生活していられるかなぁ？
そのために日々、心の準備をしなくては。 - このレビューのURL
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- Ruka＊sweetieさん
- 30代 女性 購入者 レビュー投稿 21件
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2007-01-09
- 私の大好きなスペイン、イギリス、そしてちょっと前まで住んでいた懐かしい街の景色が・・・。素敵な文章と写真に魅かれて購入。著者の中川璃々さん、もっと早く知り合っていたらお互いの家を行き来できたかもしれない！というくらい近くに住んでいらっしゃいました・・・。そこがちょっと心残りですが、また何度でも読みたくなる本なので、熟読して、いつかお会いできたらいいなぁ〜なんて。思っております☆素敵な本をありがとうございます。
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2006-10-06
- 人生の楽しい遊び方を本にしちゃって！
悠々とおおらかな生を満喫しちゃっている！
著者の姿が本の中から溢れ出ていて驚き！
しかもステキなダンナと共に、コワイモノ知らずで
ドーンと飛び込んでいくヴァイタリティに、思わずアングリーっ！
人生「如何に遊ぶか」が一番のテーマである自分としては、なんか気が合そうですナ！
オレも遊ぶぞーっ！
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2006-09-07
- 興味をもったらやってみよう！
ブログつながりで出合ったリミンさんから
わたしはこのようなメッセージを受け取りました。
自分に否定的で、行動をおこしても
その行動にいつも懐疑的で否定的だったわたし。
リミンさんからまっすぐ、自分を信じて楽しんで良いんだという事を教えていただきました。
世界が広がる、わたしの世界も広かったと
気付かせてくれたきっかけの一冊です。
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