tenshin1023さんのトラベルレビュー

仙台旅行を急遽１日延長し、前日に安くて近いホテルを探した結果、当ホテルがヒットして利用する事になりました。建物も場所も分からず、夜になってからホテルへと向かいましたが、カーナビがホテル近くを示した時、暗闇に浮かぶ同じ高さの黒い大きな影２体が目に飛び込んできました。１体は四角くてホテルだと分かりましたが、もう１体は人のような形をしており、一瞬ゾクッとしました。目が慣れてきて、その１体は石像らしいという事が分かり、凄いものが隣に建っているなぁと思いました。部屋は石像の反対側でしたがスタスダードツインで、２１時以降のチェックインという条件でしたが、広くて風呂も足が延ばせるほどの広さで、自分にはもったいないような気がして、寝るのが惜しい気分になりました。ホテルは市街地からは少し離れていて、料金も２１時以降のチェックインなら高いかなとも思いましたが、部屋を見た途端に随分とリーズナブルだと思いました。

東京へ来る時は必ず常宿を利用していましたが、今回は常宿が満杯だった為、地域と超低料金だった事から、息子と二人でツインを利用しました。まず立地ですが、東武線・大山駅から5〜7分で、事前に行き方を調べて決めておけば、全然問題の無い距離でした。部屋は料金が料金の為、期待できるものではありませんでしたが、この料金で雨・風・寒さを凌げて布団で寝れる事だけを思えば、私は全く不満はありませんでした。ただ部屋には、部屋着とタオルだけしかなく、茶・ポット・冷水・歯ブラシ等は廊下の一角に置かれており、完全セルフでした。風呂は、まず脱衣所は一人分のスペースしかありませんでした。また風呂場の電気のスイッチが廊下の反対側の壁の角にあり、夜中に入りに行った私達は少しパニくりました。ただ帰りが遅かったにもかかわらず夜中に入浴ができ、風呂場は二人でも十分の広さがあり、湯も温泉ではありませんが良いお湯でした。門限も無く、総合的に私は、この料金だったら、満足しております。

11月2日に息子と利用しました。遠路はるばる車で13時間かけて仙台に到着、午後1時過ぎにチェックインしました。目的はKスタでのナイター観戦の為、早めのチェックインは大変有難かったです。ひと眠りした後、フロントの方にKスタへのルートを尋ねましたが、親切丁寧に教えてくれました。館内へは、地下駐車場からエレベータで上がって行きましたが、入り口を入ったとたん庶民には程遠いような調度品がズラリと並んでおり、天井にはシャンデリアがぶら下がっていました。この日はどこの宿泊施設も満室で3週間前から毎日数十分おきに宿泊施設を探してましたが上手く予約する事が出来ず、このホテルも4日前に飛び付くようにして急遽予約しました。金額も高めでしたが範囲内であり、息子にも金額を教えていましたがフロントに着くなり息子が『父ちゃん、桁ひとつ間違ってないやろな』と一言。私もその一言に思わず『ドキッ』とした程、私達には豪華でした。部屋はダブルで息子は、今更何で父ちゃんと二人で一つのベッドで一緒に寝やんならんのやと部屋に入る前にはブツブツと文句を言ってましたが、結構広くて文句も封印されました。またチェックアウトも11時と、ゆっくりさせて頂く事が出来ました。翌日も当然のように13時間かけて帰宅するのですが、前日に夜通し13時間運転し、夜は寒空の中でナイター観戦し、ホテルに戻ってくるのも遅くて寝たのは3時で9時起床で疲れが残っており、連日の13時間かけての車での帰宅でしたが行きと比べると眠気も殆ど無く、帰りの割には充実感と満足感で一杯でした。道中のラジオで楽天の日本一を確認して自宅に到着したのは午前様でしたが、ホテルでゆっくり出来たおかげで疲れていたにもかかわらず元気で土産話を午前3時迄してました。さすが米国シーリー社製ベッドですね。ただ一つだけクレームを言うとすれば、室内の温度が暑過ぎました。チェックインと同時に暖房をオフにしましたが一度も快適と思う時は無く、風呂上りは地獄でした。寝るのが遅くなった理由の一つは、冷気に当って体温を冷ましていた事もあります。でも今回は野宿も覚悟していましたが雨風冷気を避ける事が出来て、風呂にも入れてベッドで眠る事も出来て本当に良い思い出となりました。心の底から有難うございましたという気持ちです。また仙台には行く事になると思いますが、条件さえ整えばまた利用したいと思います。

ただ寝泊りするだけと考えるなら、軽食が付いていてお手頃すぎる価格で駅前とくりゃ、私にはここ以外考えられません。今回は夜遅くに埼玉で用事があり、お手頃な宿も近く存在していましたが、翌日は東京で用事があり、毎年東京では常宿としていますので、1時間以上かけて帰ってきて、このホテルを利用しました。他に、このホテルを利用する理由は、従業員の方と気楽に話せる事です。以前は、宿泊カードに記入中に、フロントの方が私の地元に最近旅行したと話され、そこからほんの少しだけですが話に夢中になったことがあります。また連泊した際は、掃除に来られた方とも話をして、宿泊先とは思えない気持ちになったことがありました。常ではないですが、私にとっては居心地の良いホテルです。

駅の改札を抜けると僅か数分の所にあり、立地条件は言う事ありません。部屋は決して綺麗とか広いとかはありませんが、この価格であるにもかかわらず宿泊者全員に朝食が付いているのが嬉しいです。一応軽食と言う事で、種類が豊富と言う訳ではありませんが、とりあえず食べ放題になっておりますので、私にとっては常宿になりつつあります。おかずがもう一品あれば、それと『ゆで卵』ではなくスクランブルエッグにしてもらえれば、ごはん派・トースト派の両方にも対応出来、軽食としても十分な食事が出来ると思いました。また条件が合えば、利用したいと思います。

私にとって十津川は思い入れのある地であり、子供達にも大自然や吊り橋や野猿や温泉を体験をさせる為、また宿は貸切露天風呂があるとの事で、妻の誕生日記念旅行として利用しました。五段階評価はある程度の知識を理解した上での旅行ですので、そのつもりで参考にして下さい。食事は十津川という事で川魚や山菜が多く、子供達にはウケはよろしく無かったです。ただ夕食時に、猪肉が堪能出来たのは良かったです。しかし食事の時間が五時半というのが早いと思います。量的にあまり食べれませんでした。結果、夜中にお腹が減りました。温泉は三度とも難無く貸切露天風呂を利用する事が出来、ちょうど良い温度で長時間利用しても逆上せる事がありませんでした。しかし湯船が浅く、普通に座ると脇下から上が出ており、肩まで浸かろうとすると体を寝かす為、体が浮いたり岩肌に頭を付ける事となり、不便さを感じました。それと宿の下にある貸切露天風呂に入浴中、隣接している土地で長時間、板塀横の枝や草を下から引っ張っている様な方がいました。板塀は隙間もあり、妻や娘も不安がり、入浴中を分かっていて何をなぜ今やっているんだと不愉快になりました。更に余談ですが、脱衣して入浴しようとしたところ、入口に入浴中という看板を掲げていましたが少し年配の女性客達が入って来られ、男性の声もしていた為に妻に気を使った私が出て行きましたが、さすがはご年配の女性客達、何だかんだ言うので私が入口付近で寒さに耐えながら風呂のシステムや場所などの説明をするハメになりました。従業員の方は数名しかおられませんでしたが、女将さんをはじめ皆さん親切丁寧に対応されており、好感が持てました。しかし入浴後の夜の十時過ぎに子供達がアイスを買いにフロントまで行きましたが、誰もおられず自販機で高いアイスを購入する事になりましたが、お金が足らず一度部屋に戻って来たので札を持たせると、今度は自販機が札対応では無いと言って戻ってきて、五百円玉を持たせると今度はこの硬貨は受け付けないと言って戻ってきて、みんなで小銭を寄せ集める事になりました。アイスを購入する為に、計四往復の運動をさせて頂きました。ま、みんな良い思い出となる事でしょう。

正直言って、部屋は広くは無く古っぽかったのでしたが、清掃はちゃんとされておられました。古っぽいと言っても、敬遠したくなるほどではありません。ティーバッグのお茶が用意されており、それはある程度予想出来ておりましたが、コーヒーまで有った事に感激しました。このホテルより料金が高い所にも各三泊しましたが、コーヒーまで用意されていたホテルは、ここだけでした。JR両国駅から数分の所にホテルがあり、場所によっては駅から丸見えで、一番近いホテルかも知れません。国技館に行くにも数分で、駅前にはコンビニもあり、全く不自由は感じませんでした。この価格でこの条件は、申し分ないと思われた上に、あまり期待はしていないとは言え朝食(軽食)が付いていますので、とってもお得感がありました。その軽食も食べ放題で、軽食とは言え『ごはん・味噌汁・唐揚げ・ソーセージ・キャベツ・ゆで卵・パン・オレンジジュース・その他』とあり、気持ちの中では御釣が来る位でした。また、従業員のおじさんも気さくな方で、私の地元の話をされたり世間話をしたりと、もう部屋が新しい古い等どうでも良い気分にさせてくれました。食堂の方も親切に対応されており、大手のホテルに有りがちな、堅苦しいマニュアル通りの対応ではありませんでしたので、親しみを感じました。先にも述べましたが、他のホテルも利用しましたし、部屋は綺麗で少しだけ広い所もありましたけど、私はこのホテルがトータル的に一番居心地が良かったです。感じ方に個人差はあるかと思いますが、このサービスが続くのであれば、目的地の立地条件にもよりますが、出来るだけこのホテルを利用しようと思っております。これだけのサービスで、この価格は絶対にお得だと思いますし、職場の仲間にもこのホテルを紹介してほしいと言われています。