となりのたびと (男性)
1件~2件 (全 2件)
評価 4.00
投稿日:2016年10月14日
値段の安さと、評価の高さに惹かれて宿泊。
月に3〜4回泊まりの出張がある私は、通常はビジネスホテルを使います。
民宿のような出で立ちの宿の外観。
玄関を入ると、慌てて立ち上がるラフな格好の男性スタッフ。
名前を告げるといきなり鍵を渡され、部屋に案内されました。
7.5畳の和室は驚くほど清潔で、エアコンは事前に作動され、すでに快適な室温に。
ウォシュレット付きのトイレも綺麗で、敷いてあった布団はふかふかで、とても気持ちよさそう。
第一印象と、良い方向にこれほど違っていたのは、初めてかもしれません。
夕食を食べに行くために、さきほどのフロントラフ男性スタッフに、良いところはないかと聞いたところ、言葉遣いは格好同様ラフであるが、とても親切に、素直な感想を交え教えてくれました。
教えてもらった蕎麦屋が、これがまた美味しかった!
新そばの「鴨せいろ」。さすが信州の蕎麦は一味違う、と感動さえ覚えました。
宿に戻ってラフ男性スタッフに蕎麦について話すと、とても良い笑顔で受け答え。
こんなに親近感の湧く宿のスタッフも珍しい。。
温泉はこじんまりとしてはいるが、露天もあり、2〜3人で入るには十分な広さ。
翌朝の朝食は大広間で。
ボリューム十分な和食で、品数も多く、実家でおばあちゃんが作ってくれた朝ごはんのようで、給仕してくれたご近所のおばちゃん風なスタッフと合わせ、心地よい朝の時間でした。
費用対効果は抜群です。
上の部屋の足音が結構響くことと、テレビが小さいこと以外は総じて満足出来る、
田舎に帰ったような、落ち着ける宿です。
- レジャー
- 一人
- 感想・情報
評価 4.00
投稿日:2016年09月04日
念願の「犬神家の一族/那須ホテル」。
外観を見て感激、玄関を入って更に感激しました。
土間と上階に通じる階段は、まさに映画そのまま!
ただ、映画のような古びた感じではなく、綺麗に清掃され、磨き上げられた、宿坊のような雰囲気です。
風呂は1階、3〜4人が同時に入れそうな大きさでです。
トイレは2階で、男女別。洋式、シャワートイレが設置されていました。
泊まった部屋は中階段を2つ上がった3階(最上階)の一番奥。
廊下の床板は艶光りするほど良く磨かれています。
廊下と部屋は障子で仕切られているだけなので、鍵は無く、廊下や他の部屋からの音は全て聞こえます。
2つ隣の部屋にご夫婦が居られましたが、話し声は丸聞こえでした。
「夜9時以降は音にご注意ください」との注意書きが部屋に貼ってあります。
部屋は相当年季の入った和室で、畳は日焼けしていました。
角部屋だったので、窓は2方向にあり、残暑が残る9月初めでしたが、とても心地よい風が通り抜け、夜は寒いくらいでした。
ちなみに部屋には扇風機はありましたが、エアコンはありません。必要無いのでしょう。
到着時間が読めなかったので夕食は付けず、女将さんに紹介して頂いた近くの「レストラン ラフェスタ」で頂きました。
洋食の定食がメインで、ヒレカツがとても美味でした。
朝食は部屋で頂きました。焼鮭、納豆、小鉢など種類多く、分葱入りのお味噌汁はとても美味しかったです。
坂口良子曰く「古びた旅館」ですが、手入れは行き届いており、トイレや外出の度に他の宿泊者や宿の方に出会い、言葉を交わす、人情味に溢れた宿です。
便利さを求めず、非日常を体験するにはとても良い宿です。
プライベートを重視し、ホテルのような快適さを求める人には向きません。
- レジャー
- 一人
- 感想・情報
1件~2件 (全 2件)
検索結果の絞込み