フランク・シマトラさんのトラベルレビュー

小倉駅北側にある国際会議場で用があって宿泊しましたが、このホテルがある駅の南側は飲食店・名店が多く、こちらに泊まって正解でした。すぐ近くの商店街を散歩すると街の雰囲気が伝わってきて楽しいです。
朝食会場がサルヴァトーレ・クオモで、おいしいイタリアンをちょっと期待したのですが、ランチなどでいただける「ちゃんと振り切った」イタリアンの品がほぼなく少々残念でした。一般的なお客さんが朝食に期待する洋食に応えなければというのもあるのでしょうけど、せっかくだからお店の色をパーンと出した品が 2, 3 品あっても良いのかなと思いました。

「アットホームな昭和宿」という言葉の通り、歴史を感じるお宿です。正直なところピカピカではないですが、かといって不潔感はまったくなく、不思議と落ち着くところで、夜もよく眠れました。洋式トイレにはウォシュレットもありますし、お風呂もほどよい温度で肩までつかってゆっくり入れました。
ご主人も奥様も親切なかたで、ついついお話をしてしまう親しみやすさがあり、お人柄の良さを感じずにはいられません。いただいた朝食も野菜が充実していて、旅先でヘルシーなものが食べられホッとしました。3歳の子どもに対しても食事の配慮をしていただきました。
軽米には親戚がいて今後も訪れる機会があると思うので、その際はまた利用させていただきたいと思っています。
軽米にゆかりのある妻に聞いたところ、実は妻の父親が若い頃、旅の前後にたいへんお世話になっていた宿なんだそうです。他の方のレビューにもそういう記述がありますが、訪れる人を暖かく迎えてくれるお心づかいは、宿の歴史とともに何十年も受け継がれてきたものだと知り、とても感激しました。

小さな宿ですが、清潔で、食事も凝っていておいしく、スタッフのかたのおもてなしがよく伝わってくる、とても気持ちのよいところでした。
+ お食事は高級な素材がたくさんという感じではないですが、地元・季節の素材を使った予想を超えた内容になっていて、満足感が高いです。料理メインのお宿と言っても良いくらいではないでしょうか。
+ 朝のコーヒー、日本らしい宿だときちんとドリップしたおいしいコーヒーが飲めなくて困ることが多いのですが、これはとてもうれしいサービスです。ポットが空になったことをお伝えすると、丁寧に新しいものをつくっていただけます。いっしょに行った両親とゆっくり朝の団らんの時間を過ごせました。
+ 部屋も清潔感があります。利用したお部屋にはトイレ・洗面所以外にシャワーブースもあって、朝軽くシャワーを浴びたり、夜風呂に入らず眠ってしまった1歳半の子どもの体を洗ったりできて便利でした。窓の外には、高千穂らしいのどかな風景が広がっていました。
+ 観光神楽への送迎もありがたいです。ちょうど高千穂峡の夜のライトアップが始まったところだとのことで、神楽の帰りに「高千穂峡に寄ってみませんか」と言ってもらいました。あらかじめ決まったサービスだけでなく、このように予想を超えた何かを提供してもらえるのはほんとうれしいものです。
+ 男湯の洗い場は一人分しかありませんが、ひとりで入る分にはとてもぜいたくな広さです。高千穂温泉の優待チケットも提供してもらえます。
また高千穂に行くことがあったら迷わず選ぶ宿だと思います。
どうもありがとうございました。

立地最高。大阪駅その他各地下鉄駅などへも歩きやすいし、ジョギングするなら中之島まで近いし、大人の男性がひとりで食事するのに向いた店も周辺に多い。
建物は新しくピカピカ。掃除も行き届いているし、部屋も広いし、加湿機能付き空気清浄機もある。ユニットバスもきゅうくつさまったく感じず。新しい建物好きの人にはよいかと。個人的には歴史があるけど、手入れがよく行き届いているという建物の方が落ち着く。そういう落ち着きの要素とか、いい意味での隙やユルさ、親密さみたいなものはまだまったくない。
せっけんやシャンプーなどアメニティーも使っていて気持ちいいもの。ただ、値段を 2F 売店やネットで調べてみると、(男性としては) 正直ちょっとひく...
内装など含め、完全に女性がターゲットと感じる。たとえばカーテンは真っ赤。ベッドに置かれたクッションも真っ赤。テレビ電話で家にいる妻に内装を紹介したら、ラブホテルみたいとのこと。ロビーや 1F カフェの色使いやインテリア含め、男性がひとりで利用するには多少気恥ずかしい思いをする場面も。
朝食の画像がサイトで紹介されていないように、朝食はあまり売りにしていない模様。でも、卵料理は日替わりでゆで卵かスクランブルエッグ、お肉もちゃんとしたソーセージかベーコンが用意されているし、料理がなくなりっぱなしという状況もなく不満はない。パンもおいしい。
ファシリティに比べると従業員はまだアマチュアっぽさを多少感じる。でもオープンしたばかりなので、これも時間がたってどれくらい成熟するかではないだろうか。
再度大阪駅近辺で宿をとる場合は、今のところ暫定一位の候補になるかと。