sho4648さんのトラベルレビュー

何を一番に求めるか？
によってそれぞれの評価は変わって来る。
ペンションで一番求められるのはホスピタリティだろう。
その点では最低点。
立地が良いので客が集まる、従って客を一人一人丁寧に扱うことが出来なくなる。
それでも集客出来るからだ。
立地と食事だけならパーサブル。
しかし、ホスピタリティは不十分と言える。
何も微に入り細に渡りサービスしろ！という意味ではない。
規約が気持ちよく過ごせるような気遣いと言ったら良いだろうか。
他の宿泊客の手厳しい評価と食事立地で満足度の評価が二分されるのは、正に客が「何を求めてるか？」に拠るから。
敢えて前の宿泊者が行ってた、「来てはならない所」と感じた、とは客をややもすれば雑に扱うことを感じたからではないかと思う。
確かに食事は満足出来るものだが、暖房費も含めやや営利優先は感じた。(暖房費は告知してるので取っても構わない。しかしコントロールスイッチが部屋にないのはマズイ。寒くて風邪を引く宿泊者もいるだろうから)

土曜泊1人にも気持ちよく応じてくれた。
そして何より特筆すべきは完璧な掃除。
汚れやすい浴室のタイル目地までカビ、汚れは見当たらない。
次に乾燥室。
名ばかりのが多い中、ここは火を絶やさずスキーヤーボーダーファーストがうれしい。
３つ目はオーナー奥方の人柄と品格。
こればかりは地が出てしまうものだが、出しゃばり過ぎず素っ気ないでなく、イイ塩梅だ。
こういった実に的を射た中庸の隠れ家が欲しかった！

温泉なのに夜10時までは不満、夜中も朝も可にして欲しい。
朝食は心のこもった仕上がりだが、ウインナーとかは止め、地元ならではの野菜とか穀物に。
あまりコスト意識になるとそこが見えてしまう。

浦佐駅の送迎して貰え助かりました(時間もコストも)。
それに冷蔵庫が自由に使え、ケガのアイシングに威力を発揮。
総じて過度なサービスでなく、最低必要限の、かつ痒いところに手の届くものでした。
特筆すべきは玄関の暖炉で、いつもの火を絶やさずホッとする時間を提供してくれることです。
只、食事はスタイルを変えた方が良いと感じました。
前菜、魚、肉のフルコースは不要。
寧ろ、郷土料理というか、「普段の食」に特化して欲しい！
フルコースにしてもホテルの味には敵わないので家庭の味で素朴なものが、ハードなスキーの後はうれしいのではないかな？と感じた。
コスト的にも品数を増やすより一汁一菜的な田舎料理風にした方が良いのではないでしょうか？
飛びっきり美味い魚沼産ご飯があれば、後は丹精込めた伝統郷土料理が一品二品あれば良い！