南沙織 (60代/男性)
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評価 5.00
投稿日:2016年09月05日
迷走する台風9号が本土接近中なので、お宿が川沿いということが気がかりでしたが、写真からは高台にあると判断できたので、思い切って申込みました。
チェックインが21時過ぎになりそうなので、当日、飯田市に向かう途中で電話で聞いてみると、母屋は別棟になっているので、チェックインは20時までにお願いしているとのこと。到着後、申し訳ない気持ちでご挨拶をしたところ、奥様が笑顔で迎えてくださり、安心しました。
案内されたお部屋には、ドアがなく、暖簾があるのみ。しかし、廊下付きの昭和20年代の匂いがする、実にレトロな私好みの部屋でした。お風呂場のドアにも鍵はかかりません。私たち以外には男性客がお一人だけ。すでにお風呂は済ませたとのことでしたが、家内たちがお風呂に入ろうとすると、男性客が歯磨きに来られ、鉢合わせに。(入浴前でしたので事なきを得ました。)
お部屋にドアがないことから、家内は怖がって一番奥の布団に入りました。娘を真ん中に私が入り口に近い布団に。雨の音に混じって聞こえてくる谷川の音を聞きながら、私はいつの間にかにぐっすり。
そして、朝を迎えてびっくり。窓を開けると、谷川には赤い吊り橋が架かっているではありませんか。しかもその吊り橋を、向こう岸からなにやら小動物がたくさん渡ってきます。猿軍団です!しかも、お部屋の前の木に何匹もやってきたので、慌ててケイタイで写真を撮りました。写っていませんが、地面には小猿たちがたくさんいました。親ザルが何か木の実らしきもの(後で、それは小梅の実だと分かりました)を採って落としていたようです。
びっくりの体験でしたが、家内は大感激。
朝食も昭和の味のする、実に美味しい朝食でしたので、私は4杯もおかわりをしてしまいました。朝食付きで5千円。しかも、絶景と猿軍団との出会いをして大満足。
このあと、雨の中を、飯田市美術博物館、飯田市上郷古博物館、秋水美人画美術館、元善光寺、高木村椋鳩十記念館を車でめぐりましたが、どこへ行っても、お泊まりした「のんび荘」の余韻が心地よくリフレインし、すばらしい家族旅行となりました。
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