もう爺さんのトラベルレビュー

大涌谷の噴火によって私達も暫く箱根から遠ざかっていましたが、久し振りで仙石原近辺へ出かけてきました。まだ通行が規制されている大涌谷はいざ知らず、仙石原やその近辺の観光地は以前と少しも変わっていませんでした。暑くもなし寒くもなし。ススキが風にそよぎ紅葉が始まった奥箱根は晴天にも恵まれて、今秋一番の秋日和かと思われました。芸術の秋、箱根ラリック美術館に行き、ミュシャとラリックの特別展を見てきました。細部にまで細かく表現する二人の天才の作品に圧倒され、満足と疲労感を味わい、ホテルへ到着しました。ホテルではさっそく湯に浸り、ゆったりした気分で身と心を解きほぐすことが出来ました。残念ながら噴火の影響ということで白濁していたお湯が無色透明になっていましたが、温泉の効果に変りはありません。夕食はいつもの特選コースでしたが、これまでと同じように料理長の素晴らしい料理にお腹一杯。十分に堪能させて頂きました。久し振りの仙石原の自然と芸術と、そして湯に癒され、変わらぬ料理の美味しさに満足して帰宅しました。

ここのホテルの良さは、何といっても立地の良さと夕食の美味しさにあります。ホテルの目の前には箱根ビジターセンターがありますし、ロープウェイの桃源台も歩いてゆける距離にあります。食事は、量も味も私達年寄りには丁度よい具合になっており、帰宅して１〜２カ月もするとまたリピートしたくなる程です。

今回は箱根ロープウェイの桃源台駅から大涌谷〜早雲山まで行ってきました。ホテルは桃源台駅まで散歩しても10分程の立地条件の良い位置にあり、早めの秋風がそよ吹く高原の景色と大涌谷の雄大なパノラマをゴンドラから楽しんできました。
夕食のメイン料理は足柄牛のシャブシャブ肉で柔らかく美味しかったのですが、年寄りには少し重かったように感じました。やっぱりいつもの、料理長の腕が存分に振るわれた料理の方が良かったかな、とチョッピリ悔やみました。またいつもの料理で泊まりにゆきます。

「コタツ＆みかん」プランの宿泊でした。文字通り、和室の部屋にはコタツが設えられてあり、コタツの上には特大の丸いみかんが４個（つまり、一人当り２個）置いてありました。我家ではコタツは撤去してありますので、このコタツを懐かしく感じてすぐさま中へ足を入れました。コタツの下の畳には大きな布マットが敷いてあり、これで温もり状態は完璧に維持されます。大きなみかんを口に頬張ると、その甘いこと。程なく体も温まり、あとは天国に行くが如く、楽しい午睡に落ちてしまいました。目覚めてからは温泉へ。湯温も熱くなくぬるくなく。白い湯花で湯水が白濁する中をのんびり入って、身も心も温かくなり、部屋に帰って一休みです。夕食時間になって食堂へ。料理のメニューは料理長がいつも腕によりをかけて作ってくれます。これはこのホテルならではのもの。いつもどんな料理が出てくるのか、楽しみにしてテーブルに着きますが、期待が裏切られたことはありません。本当です。

パウエルには既に何度も宿泊していますが、今回は特別プランで普段の半額でセミスイートルーム+会席料理というコースがありましたので、大手術後やっと家内の食欲も出始めたこともあり、そのコースに乗ってみることにしました。結果は食事も部屋も言うことなしでした。部屋はきれいで広く、朝夕とも食べきれない程の美味しい料理を頂きました。料理の味はいつもの通りお奨めものですが、食べ残すのが勿体無くて、流石に今回はお腹一杯で苦しくなりました。このコースは若者向けにうってつけと思います。若い人達に是非にとお奨めします。

いつも同じことを書いています。今回も大いに満足して帰りました。もうすっかりホテルのスタッフの人達から私の顔と名前も覚えて貰い、フロントでも食堂でも笑顔で迎えて頂いています。ホテルから出て３〜４分の所には箱根ビジターセンターがあり、そこを起点にして遊歩道を散策できますし、また、そこから桃源台駅も歩いてすぐの所にあります。そこから芦ノ湖の遊覧船にも、また、ロープウェイにもすぐに乗れます。このホテルの秀逸さは何といっても夕食の美味しさにあります。味は勿論、量的にも少し食べ過ぎかなという感じの丁度良い分量です。この内容でこのお値段、申し分ありません。

昨春に初めて利用して以来、もう何度も利用するリピーターとなりました。多分今年度中に合計10回を超えることになるでしょう。それ位、満足して利用しているということになります。お奨めは何といっても夕食の料理にあります。料理の献立が素晴らしい。美味しい。そして量も食後にチョットだけ食べ過ぎたかなと思えるような適量で、満腹度・満足度が計算されたようにピタッと決まっています。建物には本館・西館・東館・アネックスがあり、新旧も色々。部屋も和室・洋室・和洋室とこれまた色々あって、どの館のどんな部屋になるか入館してみないと分らないという楽しみもあります。宿泊代もリーズナブルです。他の人には教えたくない秘湯のようなものです。

毎度同じことを書きますが、ここは立地的にも東京から近く、源泉の温泉に入れて、美味しく量的にも適量な料理が食べられ、リーズナブルな値段で泊まれるとても利用し易いホテルです。リピーターとして利用したい人にはお奨め出来ます。

いつものことですが、ホテル箱根パウエルは温泉も食事も私達夫婦には丁度手頃のものであり、立地場所も身近でかつ経済的にも大変利用し易いものになっています。食事は本当に美味しく、量的にも余らず不足せず適量であり、とも満足できます。難を挙げれば施設が少し古くなっている館があることでしょう。（何しろ全部で4つの館：本館・西館・東館・アネックスがありますから。）それも、食事込みの料金を考えれば、納得のできるものだと私には思われます。

このホテルには本館、東館、西館、新館と４つの建物があり、それぞれ絶妙な形で繋がっていて、館内を歩くのは少々の頭の体操になります。古い建物の方はさすがに草臥れていますが、勿論料金がそれなりに設定されている筈です。しかしそれとは無関係に、このホテルの「売物」は美味しい夕食と源泉かけ流しの温泉です。手頃の費用で美味しい夕食と硫黄の香り漂う温泉気分を味わいたい人にはお勧めです。結構、外国人客も来ています。

いつも乍ら、料理（夕食）の味と量の絶妙な良さに感心しています。味については、よく分っている筈の食材なのに、味付けがとても上手なため口に入れた時に直ちにはそれが何だか分からず、「ウン？ これは何だろう？」と思わず考えさせられるものがあったり、量的にも多過ぎず少な過ぎず、きれいに平らげてちょうど満腹という、食のエコにも十分配慮されています。ここのシェフもまた素晴らしいと思います。
温泉のお湯についてですが、今回は季節的に夏に近付いているためか、湯温が少し高かったように感じました。これも源泉かけ流しのためでしょうか。

今回はアネックス（新館）の和室に泊めて頂きました。広い和室で十分に寛げました。スタッフの人達の親切さと礼儀正しさ、食事の美味しさと量の程よさは前回と変りませんでした。思った通り、ここにきた目的は十分に達せられました。
ただ一つ難点を挙げれば、隣室にも宿泊客がいて、その人達が襖を閉める時の音（襖が柱に当る音）がドン、ドンと響いてその度にビックリさせられたことです。もし可能であるなら、音が小さくなるような工夫をして頂ければと思います。
何人かの宿泊客の中の会話から分ったことですが、リピ−ターが結構存在している、と言うことでした。むべなるかな、と思います。

3月28日と4月22日に宿泊しました。どちらの日もホテルの人達が礼儀正しくとても親切で、気持ちが和みました。
4月22日の天気は生憎と雨で外に出られませんでしたが、フロントの人が廊下突き当りの部屋を用意してくれ、外の景色が2面からよく見える部屋でしたので、室内から外の景色を楽しむことができました。
食事も夕朝とも品の良い献立でお腹一杯食べることが出来ました。
設備等は少々古い部分がありましたが、箱根（仙石原）の温泉に入ることと食事をすることが目的であることを考えれば、これで十分でした。近いうちにまた泊まりに行きます。