革製品を通販で買ったことは初めてではありませんが、今までで一番イメージが違っていたというか、ガッカリした商品でした。色については文句を言うつもりはありませんし、たまたまかもしれませんが、ブラウンを買いましたが写真よりもエンジ寄りの感じでした。色で選ぶ方もいるかもしれないので、一応書いておきます。 不満に思ったのは、革の切り口の処理の部分です。自分としては小銭入れに5000円強の値段というのは決して安いとは思っていませんし、写真でも良い感じの商品に見えたのでこちらを選んだ訳で、それなりの物を期待していました。ところが、実際届いた物はかなり安っぽい‥‥本当に同じ商品なのかと思いました。切り口の部分の処理にはマットなラバーっぽい質感（触った感じは固いですが）の塗料が使われていて、その素材自体も安っぽさに拍車をかけている感じですが、問題はその塗り方です。だいぶはみ出して塗られています。意図してなのか、ただ雑なだけなのかよく分かりませんが、切り口の処理のはずなのに、革の表面にまで回りこんで塗られているのはどういうことなのかなと、不思議に思いました。生憎、革自体の質の良さを見極めるだけの力がありませんが、革が可哀想な仕上がりだと思います。（写真は切り口の処理部分がよく見えるように光の当たり方を加減しました。つまみが写っている物が一番実際の色に近いと思います） 普段、革製品の使い始めはキィウィのレザーローションで落ち着かせるようにしていますが、今回も同様にしたら一時的でしたが蓋が閉まらなくなりました(笑)。恐らく切り口部分にも付いたので、滑りが良くなってしまった所為だと思いますが、革の部分でちゃんと作られている物であれば、ローションを塗った所為でそういう風にはならないのではないかと思いました。塗布後、落ち着いてからは閉まるようにはなり、財布としてはちゃんと機能しているので、兎も角ホッとしましたが。 家人が小銭入れが欲しいというので買ったものだったんですが、正直、今回の買い物は失敗した感が拭えません。勿体ないからいいよとそのまま使ってくれていますが、何だか申し訳なかったです。