目的によりけりです。
私の目的は、クッションフロアに上がった砂をすっきり掃除したかったのです。
犬を4頭飼っており、散歩の後にタオルで足を拭くのですが、どうしても砂が屋内に上がってしまいます。
マキタのCL070を持っていますが、砂を吸うのに同じところを4往復以上する必要があります。
キャニスター式の掃除機でも、2往復以上はしないときれいに吸い取りません。
頻繁に掃除をするため、手軽なコードレス掃除機をいろいろ探していました。
ダイソンはモーターヘッドが粒状のものをはじいて吸わず、モーターヘッドのブラシが固いため床を傷つけるという情報もあり、本機を購入しました。
結果、普通のキャニスター掃除機程度には砂を吸います。しかし、一発で吸い取りきることは難しいです。
そして、さすがに重いですね。バッテリーの取り付け位置はよく考えられていて、バランスはよいのですが、20分の稼働時間をめいいっぱい掃除するのは腕がきついですね。これはダイソンも同じです。CL070は全然疲れませんが、1.5倍の重量は思っていた以上に手に負担がかかりますね。
音は、意外と静かで驚きました。CL070が「ブワーン」って感じですが、本機は「ひゅーん」という感じで、むしろ静かです。
目的が砂の吸引でなければ、まったく問題はありません。というより、18Vでなくても十分満足できます。重量から考えると、10Vがベストだと思います。充電時間がとても短いので、家庭用であればそれで充分です。
やはりこれは業務用、現場用に作られたもので、砂の一粒までも吸いきるようには作られていません。キャニスター並みの吸引能力と20分駆動できるスタミナと、22分で充電できる素早さは、特筆に値します。
絨毯や布団の掃除をメインで考えるならダイソン、フローリングや畳をメインならマキタ。砂の掃除はどちらが良いかわかりません。
「マキタの18V」ということで、かなり期待しましたが、砂に関しては普通でした。腕力に自信のある方は、一回の充電で家じゅう掃除ができること請け合いです。