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- 八木株式会社
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4
2014-07-03
- 商品の使いみち:ビジネス
- 商品を使う人:仕事関係へ
- 購入した回数:はじめて
- 切るのが楽しい
- 薄い紙なら40枚重ねて切れると言う。
今は切る物がない。何か切るものないかな。
つい、そんな気にさせてしまう。
今までは、大きなブレードを「ガスッ」と引き降ろして「ハサミ」の原理で切るタイプしかなかったのだが、
刃が段々甘くなり、誰かが何度も研いでる間に、
切断辺が、ゆるーくカーブするようになり、
真っ直ぐ切れなくなった。
そして重ね切りすると、切断面はザラザラになり、結局１枚１枚切るしかなくなっていたのだ。
しかし、このコクヨ ロータリー式裁断器なら原理的に、
直線で切れる。刃が駄目になったら切れないだけだ。
しかもコクヨ製なら10年くらいなら補給がありそうだ。
訳の分からないメーカー製は補給に心配がある。
このコクヨのペーパーカッターには何個か種類があるが、
紙押さえがあるのはこの機種だけだ。
最初にロックして、ロータリー刃をスライド。これだけだ。
ロックしとけば紙がずれる事はない。
１つ注意は、ブレードを引き降ろすタイプに比べ、
切断位置が掴み辛い点だ。
ブレード式は下の刃の辺と、切断したい線を合わせれば、
0.5mm程度の精度で切る事が出来たが、
ロータリー刃式は、そこが分かりにくい。
透明なプラスチックのガイドが付いているのだが、
それより僅か1mmほど右側で切れるのだ。
この「1mm程」が厄介なのだ。
何度か試し切りをして目安を掴んで行くしかない。
しかし人間の目は不思議なもので、
何度もやや右だ。いや左だ。とやっていると、
段々分からなくなって来て、何度やってもピッタリ来ないという憂き目に遭う。
しかも、そのガイドにはがたつきがあり、信頼性が低い。
もう１つ問題は、紙押さえのバーの下にある透明のガイドの横幅が、
4cm程あり、それ以下のものはガイドの下にあって位置を合わせる事が出来ない。
細長い紙辺で左右から突っつくという方法はあるだろうが、
現実的ではない。
つまり、4cm以下には切れないのだ。
あと、A4を半分に切るという使い方だけなら問題ないが、
あと1mm削るとかの修正をしてると、
その切った1mmの紙辺がガイドの下に挟まって出て来なくなる。
やはり、適当な長さの紙辺でつっついて排出させてやらなければならない。
これら、マイナス分を差し引いてもロータリー刃をスライドさせて切るのは楽しい。
黄金狂時代だったかで手が止まらなくなったチャップリンの気持ちが良く分かる。 - このレビューのURL
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