普段はwako's チェーンルブを使っていた身からすると、チェーンを触った時に全く汚れが付かなかったのには驚きました。
持続性に関しては、200kmで若干音が鳴るようになり、400kmで完全に切れた感じになりました。
ワックス系はだいぶ前に、フィニッシュラインセラミックワックスルブを試した事がありますが、その時は距離をいちいち記録してなかったので、同じワックス系として比較した性能の差は分からないですが、コスパがすばらしいですので、ワックス系の中ではお勧めではないかと思います。ただし容器に関しては、フィニッシュラインを使った経験から、ワックス系は下に白い粒子が沈殿し、冬になると温めない限り思いっきり振っても混ざらないことを知っていましたので、黒い容器はいただけないとい思いました。あとノズルはなるべく先端から試しながら切るべきです。感覚で切ると、意外と穴が広がりすぎ、駒ごとに指すのが困難なほどボトボトでることになり、イライラしますので。。
なお以下は、この商品に限ったことではなく、一般的なワックス系の特徴を少し記しておきたいと思います。液体の感じは乾くと蝋でコーティングしたような感じになります。ですので、触るとペタペタ(ベタベタではない)した感じになります。現にチェーンに塗布した際にフレームに付着したワックスを3日後に見つけウエットティッシュでこすったのですが、50回ぐらいこすらないと落ちませんでした。つまり、チェーンにつけ、音が鳴り出した時に、チェーン洗浄機で洗った程度では、完全に落ちずうっすら黒ずんだ蝋のままということです。この点気になる方はチェーンを外し灯油に漬けたり、温めながら落とすかしないと、完全にはとれないということです。黒ずむといっても、ウエット系の真黒と比べると全然ましですが。