詳細は下記の通り。
・5穴で使用の場合、ハブボルトに固定する為の長穴の角度ピッチが均等に360°/5では無いと思われ、ハブボルトにスムーズにはまらない。
・長穴の一部が隣接する2個で合体している箇所がある為、固定用ナット(ホイール用テーパ座面ナット)用のワッシャを使用しても、まっすぐに締め付け出来ない。
・上記2点の為、結果的に一部ハブボルトのネジ山を潰すことになってしまった。
(別途、ハブボルト用ネジ山修正ダイスを入手し、修正実施)
・肝心のローラ角度固定用締め付けがうまくできず、完全には角度固定出来ない。
(別の方のレビューにある通り、固定面同士に塗膜がある為、滑ってしまう。)
・もっとも致命的だったのが、ハブセンターからローラまでの距離が最短設定でも長過ぎ、サスストロークが短い車両ではツメにローラがかからない。
(当方は車高調の残り調整幅の範囲で30mm長さを伸ばし、ギリギリ使用できた。)
・試行錯誤の連続で初回は1ヶ所の施工で5時間程度要した(ジャッキアップ等周辺作業含む)が、要領を掴んだ次回以降は2時間で1ヶ所ぐらいはできそう。
・結果的に仕上がりはまあまあキレイ。(素人がハンマーやプライヤーで無理やり曲げるよりはマシだと思う。)
・ヒートガンは当然必須。出来れば非接触式温度計も準備したい。
追記
アーム角度調整ボルトの軸固定用ナットのピンが折れてナットがゆるゆるになった。ピンがないとナット固定できない不思議構造。代わりに適当なネジを突っ込んでその場をしのいだ。