いわゆるブランドものと比べると3分の1以下の価格なので、
登山経験のない人だと一瞬不安もよぎりそうですが、
実際には1回使っただけでポキッと折れるとかそんなんではなさそうです。
ただ、私の場合は3~4回使ったら若干ポールが歪んだせいか、
ポールの長さ調整が1本だけうまく出来なくなりました。
ポールにはスプリングもついているので、わずかながら衝撃吸収能力もあるようですが、
実際に使っている限りバネが作用しているとは到底わかりません。
何にしてもコンパクトに収納できるし、3000円前後であれば10回も使えたら御の字かな、とも思いますが、よっぽど荒っぽい使い方をしない限り、すぐに壊れることはなさそうです。
ストックは特に下山時に使いますが、場合によっては結構ポールに負担をかけるので消耗品と割り切る必要もありますね。
ストックの先端はサービスで通常のトレッキング用の他にもう1つオマケでもらえたのでラッキーでした。
私は雪山で使いたかったので迷わずスノータイプをチョイス。とても重宝しました。
よく先端を山に落としてきてしまう方がいますが、これも、よっぽど荒い使い方をしない限り、外れて紛失するようなこともないと思いますね。
登山というスポーツは、時間もお金も必要な上に天候にも左右されやすいものなので、
言ってみれば贅沢な「お金持ちの遊び」という気がしないでもないです。
なので、登山グッズは全体的にやけに高価だったりしますが、正直、無駄に高いものや、オーバースペックなものも多いので、
自身のスタイル、登山する難易度などを考慮して選べば良いと思います。
私の場合は、日帰りで何とか行けるような山しか行かない程度なので、1万も2万もするストックは不必要です。