あたかも、自分の価値観、経験則が全てで、それを真似る事であなたは幸せになれますよといった類の、啓発本はよくありますが、この節約パパさんの場合は自分の経験から、ヒントを緩い球で投げかけてくれてるような内容で、ニュートラルな状態で読むことができました！ 節約本と言えば、イコール、ストイックなイメージでしたが、こちらの本は、著者の生きていく過程で発生した問題に対峙しながら前に進んでいく、まるで冒険小説のような展開で、都度、その場で考え、そこから様々な節約術を会得し、難敵を蹴散らしていくような爽快感があります。 著者の成長を感じながら、節約術を学べる内容はとても面白く、あっという間に読み終えてしまいました。 これはマニュアル本ではありません。ただ、節約をしていく中で、自分なりの節約術を身に着ける意志を育む上ではとても意味のある本だと思います。 勿論、著者がしてきた節約術もとても為になりますが、節約術って自分の工夫次第なんだ！って思わせてくれる、そんな本です。 妻にも読んでもらって、お互い違う尺度で各々出来る節約を我が家では実践するようになりました。 こういう機会をいただき、ありがとうございました！

どこかで目にしてずっと読みたいと思っていた本でした。 実際に読み進めると、無理なく無駄をなくすアイデアや知識を紹介してくれていて、しかも著者の実体験を基にしているので、とても身近に感じました。 時間とお金は同じようなもので、どちらを重視するかで、自分が重きを置いているほうに費やすことは悪いことではない、という安心感をもらえたと思います。 ほんとに大切なことを、わかりやすく、簡単に書いてあるので、「節約しなくちゃ」と気負いしている人は、これを読めば少し気が楽になるのではと思います。 私がそうだったように。

買う必要が無い内容。住宅ローンの切り替えによる繰り上げ返済（これも、当てはまるかどうかや現在の金利と照らし合わせるといい。）変動と固定はこの人の書いてる単純な理由で選択すべきはない。携帯電話などの料金節約の情報も古いし、自分、すでに、この人より節約できてんだがという突っ込みしかなかった。 ふるさと納税（低年収、回数少ない人向け）の情報など誰もが知ってるようなことをつらつらと書いている。この辺は国税庁のHPや楽天ふるさと納税のサイトの記載を読んだほうがよほど内容を理解できるだろう。 結局筆者自身は節約できないので財布のひもをパートナーに握ってもらっているという内容もあり、なんでこんなクソみたいな同人誌よりも劣る電子書籍買っちゃったんだろうって思いました。買ったってことは筆者のお小遣いになるわけで。 悔しいわ。

ほとんどは、既に知っていて、やっている節約術だった。 ネットを有効に使いましょうということになる。 最後に「家族に負担をかけない節約術」という項目がある。 家庭を持っている場合、誰かが闇雲に節約をしようとして、家族に不便なことや不愉快なことを強制するのは、結局長続きしないし、不和の素となる。 ネットの掲示板や相談でも、そういうケースが結構見られるので、要注意点だ。