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2015-05-03
- ラインハルトの覇業実現のため、門閥貴族連合との闘いが始まる。そして自由惑星同盟では、後背の敵の侵攻を防ぐべくラインハルトに画策された、軍事クーデターが勃発。それを正確に予期していたヤンであったが、自国の首都星を攻撃する最初の人物となってしまう。ラインハルトは貴族連合を打ち破るが、大事なものを失ってしまう。キルヒアイスの死…。
ベスターランドの核攻撃による大虐殺。ラインハルトとキルヒアイスの関係にヒビを入れた事件。もしキルヒアイスが生きていたら、二人の関係は表面的なものになってしまったのでしょうか。キルヒアイスの忠誠は、きっと変わらないにしても、ラインハルトは彼に甘えられなくなったことでしょう。
この事件のオーベルシュタインの論理は、部外者的には理解できるものがあります。WW2での日本を思うと、原爆を落とされてようやく敗戦の決断ができたのですから。戦争が終わったという事実が、非人道的な原爆投下という事実を、感情的にわずかながら上回ったことで、戦後復興を成し遂げることができたように思います。 - このレビューのURL
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