一般庶民主人公(16)は名門校の男子生徒に憧れており、話した事も無い相手のおっかけをしています。
相手の性格も考え方も感覚も何一つ知らないけれど、容姿端麗&名家の御曹司、という事で夢と理想を重ね、錯覚と妄想の混じった痛い恋を一方的に捧げているという……まあ相手からしたら見ず知らずの他人ですね。
で、現実の相手ににじり寄り、多大な迷惑をかけつつも知り合いになり、幻想を壊されつつもアタックしていく、という…そこまではよくあるテンプレですが、途中から相手にファンタジック要素が入り、その辺を中心にして話を展開していきます。
が、これといって面白くありませんし、絵も微妙です…。
一巻全篇に渡り、主人公のキャラが馬鹿すぎるというか……人に迷惑をかける馬鹿は見ていて痛いですし、内容自体に薄っぺらさを感じてしまって、どうも楽しめませんでした。