マジカルキットと両方購入しました。
とにかく、機能は一定を目指しながらどこまでコストが削れるかという、コストカットへの意欲が随所にあふれた製品です。有名メーカーの同種商品は安くても2万~3万程度、これだけの機能があってここまで安く作れる理由は何だろう、という面からレビューしてみます。
配送時の利便性を考えた個別梱包になっていて、本体の上に縦横サイズ同じの薄いダンボール箱が重なるように梱包デザインされています。物流コストをカットしようという意欲がいいと思います。
さて、本体です
マジカルキットなしでも、かなりの点数のパーツに分かれていて細かいものもあり、日本製なら専用収納ボックスが必須になりそうですがありません。これは適当な大きさのボックスや収納袋をみつけておかないと確実にパーツがなくなります。
が、本体の機能には作用しないものなので、思い切りよく無駄を省いたと評価したいです。
実際に使ってみます
スチームクリーナーだからといって、夢のようにきれいになるわけではありませんが
軽い力ですいすいと掃除でき、スチームで殺菌もできてしまうのが素晴らしいと思います。
普段の掃除で雑巾がけまではしないので、家中がさっぱりすっきりです。高いところの掃除にも絶対使いたくなるので、マジカルセットの肩掛けストラップと延長ノズルは必須ですね。
反面、使いにくいところは
水タンクの給水口が小さく平らな面にぽこっと穴がある形なので水が入れにくい
給水口が小さいのでキャップも小さく、これが本体と結びついていないので、コロコロ転がってなくしてしまったり、柔らかいゴムなので破損してしまうことが予想されます、このキャップがないと完全につかえなくなってしまうのでこれは心配です。
予備のキャップを付属する、本体とつなげるなどお願いしたいところです。
電源コードの長さは充分なのですが、巻取り機能はなく、素材が普通の家電製品のような細く柔軟性なく、かつ本体との接続部分の柔軟性も低いので、耐久性が心配です。取説にはハンドルについているコードホルダー以外に巻きつけないでくださいという注意書きもあります。
コードが巻き取られない形だと手でちょいちょいとまとめてしまいたくなりますが、まとめる時にコードを折るようにしないこと、本体との接続部分を強く曲げるようにはじないことを気をつけないと製品寿命が縮まりそうだと思いました。