2012年ころに水木ワールドにはまり、講談社・角川・小学館・集英社からリリースされている文庫はある程度蒐集したと思っていたら、まだまだ買い残しが。。。
全体的な評価としては、大判でないことと、知名度の高い妖怪があまり出ていないことから些か低めですが、カラーで100円ワンコインでは満点以下は罰が当たりそうな気はします。
運しだいになりますが、水木しげる物としては初版が2005年ごろですから比較的きれいな状態で届く可能性が高いことも嬉しいポイントですね。
オールカラー図版で味わう水木ワールド
妖怪研究家としても知られる著者が、「憑物」について考察。日本各地に起こった、古今東西の憑依現象を独自に解釈し、見事に絵画化した。豊かな想像力から紡ぎ出される伸びやかな筆さばきと巧みな語り口が、我々を異界へと誘ってやまない。図版をオールカラーにして、50音順に配列。上巻は「青鷺火」から「三味長老」まで。下巻は「十二神将」から「悪い風」まで。