女性ボーカルの声がものすごく素敵です。
日本人の名ですが発音が日本人くさくない。ドイツ語をセンテンスで聞く機会すらないので歌になっているともう魔法の呪文のようです。
タイトルの付け方が特殊(物語のネタバレに繋がらないよう最大限の配慮なのかもしれませんが)ななかで、『E・M・A』という曲があり、主人公三人の幼い頃の日常みたいな穏やかな音楽なのかな、なんて思ったら全然違いました。三人で見た『あの日』の事だったのかもしれません。
全体的に焦燥感と恐怖と絶望混じりの悲しみみたいな救えない雰囲気のみで構成されています。
原作の、笑いどころなのか突っ込みどころなのか伏線なのか決めかねる…という雰囲気そのままに、ごくたまに『これって息つくところなの?違うの?なに?』という音楽がまじっていますが。
私が一番好きなのは2曲目。歌詞が不穏で今後の主人公たちの行く末が心配になりました。
アニメのオープニングも入っていると思っていたのですが、ありませんでした。