篠笛の所有数はこれで8管めになりました。
初めは鈴木楽器の竜峰、続いては明鏡楽器の正律管、爛情管内カシュー塗りと、
徐々にいい笛が欲しくなり、大塚竹管楽器の東雲 (燻煙無地仕上げ)、○○楽器の豹紋竹篠笛(これは音が出にくい)、と遂には、邦声堂で6っか月かけて煤竹総巻き篠笛を 制作して戴きました。、
これまではいずれも8本調子の篠笛でしたが、
3週間前には、ほぼ2か月かけて6本調子の丸山篠笛漆塗り無地仕上げ(藍色)が届きました。
篠笛の数はあるのですが、メロディーを吹くのには大甲音4の音が出にくい笛もあり(明鏡楽器の正律管,大塚竹管楽器の東雲は大甲音4の音も出易い)大甲音4の音が出やすい笛はないかなとの思いで、試しにこの笛(煌月)を購入しました。
それで1週間ほどこの笛(煌月)と所有する7管の笛と吹き比べてみての感想は
1.音量がある。(所有する笛の中で1番大きい音がする)
2.音が出易い。(呂音一から大甲音4まですべての音で)
3.調律が正確にされている.
4.低音である呂音一,二の音も出易く響きがある。
5.高音である大甲音4の音が出る。
尚、星が1つ足りないのは他の煤竹篠笛、漆塗りの高級篠笛に比べ
音色、響きが違うかなとの感覚ですが、この価格では十分に満足のできる
篠笛だと思いました。
近々、6.7本調子の篠笛が販売されるそうですので,六本調子の篠笛の購入も考えています。