コストパフォーマンスの関係で長く液状接着剤を使用してきた。上級者も液状を使用している様であるが、均一に塗ったつもりであっても手塗である以上部分的な濃い、薄いのばらつきは避けられない。3回塗りを推奨している人もいるが、塗り厚のばらつきがさらに大きくなる。塗り厚のばらつきは反発係数のばらつきとなる。反発係数はラケットに当たる直前の球の速さと反発後の速さの比なので、球の飛ぶ距離に影響する。1cm、2cmがポイントに影響する卓球ではこのばらつきは小さい方がよい。液状接着剤を使っている人はこのばらつきに気づいていない。シート状の接着剤はこのばらつきがほとんどない。また、ラバーを剥がすと液状はラバー側に接着剤が残るが、シートの場合はブレード側に必ず残る。ラバーには一切接着剤は付着していない。このことにより、次のラバーを貼る場合に再度使用ができる。十分な接着力が残っている。トランスポーツさんが販売している価格は一般よりも低価格であり、また2回使用により気にしていたコストパフォーマンスは、気にならなくなる。貼りかえ時間も短く大変気に入っている。