煮物には井上のこはく、
お刺身にはかめびしの三年醸造か丸中の黒ラベル、
と使い分けていたが、
たまには違うお醤油も味わってみたいなと。
説明には薄口でも濃口でもない、とあるが
他の醤油と飲み比べればまさにその通り。
煮物には仕上げにさっと回しかければ
香りがたち素晴らしい風味に仕上がり、
お刺身や中華点心には旨味が増して相性抜群。
あくまで主張しすぎず
ひたすら相方の食材を引き立てる、
とことん裏方に徹した不思議なお醤油なのだ。
よって我が家は当面は
こちらのお醤油一種でいく予定。
こちらの商品名になったわけは
同封の冊子に記されているのだが、
魯山人氏が京都人であるから、購入当初は
京都の醤油か?材料が京都産なのか?
と少々混乱。
せっかく湯浅醤油というブランドが
確立されているのだから、
和歌山を連想させるネーミングならば
私の親が和歌山出身なだけに
贈り物としての出番が増やせたかなと思う。
難点は瓶が小さくすぐに使い切ってしまい
エコじゃないところ。
3本入り1ケースを売れるならば
600mlを1本で売ることも可能なはずだ。