canonやEPSONの純正で「ライト」や「スタンダード」といった薄手と同じ価格帯で
品質的にはエプソンなら「クリスピア」と「光沢」の間
キヤノンなら「プラチナ」と「ゴールド」の間の品質グレードで
厚手の高品位、高画質印刷が出来る。
非純正インクで使用しており、互換インクではメーカーごとのばらつきがあったものの
標準でも高画質で印刷できた。
品質の良くない互換インクで印刷した時はGIMPで軽く色補正をして十分満足。
用紙設定はエプソンならクリスピア、キヤノンならプラチナを選ぶと丁度良い。
だが、なんだったんだろう?1410円と言う安さは。
購入当時はどこを見渡しても1400円程度で販売されていたので
恐らくはどこかの店が、グレードの低い「画彩バリュー」の価格と
誤設定したとかで一斉に各社対抗連動しちゃったのではないか?
あるはフジが施策的に下げたのか…。
いずれにしてもバリューと同じ程度の価格で買えたのは驚異的だった。
だが、2千円超ならその価値は無い。画彩シリーズではバリューは急に質が劣る。
このプレミアムはコスパが良いが2千円を出すなら別銘柄になるだろう。
ほぼ同品質の「キヤノン 光沢ゴールド」が厚みや坪量は同程度で
白色度は画彩に軍版が上がるが、スペック上でしか無く、実仕様では
キヤノン光沢ゴールドのほうが質感が上。
それでいてビック価格で同じ400枚が1870円。
この用紙より400円安くて品質も良い。
次いで「エプソン 光沢」の400枚入りも同様に
キヤノン光沢ゴールドとほぼ同スペックでビック価格2060円と
画彩より200円安い。
残念ながら画彩は価格戦略を誤っているように思う。
それぞれが0.5割グレード落ちする感じの安値勝負のエレコムに比べて
物は悪くないが、純正や競合他社の製品とコスパで考えれば
本品は1680-1880円ぐらいが妥当。エレコム以上純正同等ちょっと安い
ぐらいが妥当に思える。
ネット通販価格で2千円超の価格設定は強気すぎて
「悪くは無いけどこの価格なら買わないね。」という印象がある。