ずっと、ご飯は土釜で炊いていた。それも伊賀焼の長谷園製。十分に満足していた。ところが今回、届いた「かまどさん」半信半疑で、説明書通りに中蓋の二つの穴と上蓋の穴を直角に合わせ、強めの中火で約12分、沸々としてきたら火を止めて20分放置。驚きの炊きあがり。たいしたお米ではない、、。しかしながらツヤツヤとして、米一粒一粒が十分に水分を含んで、しっかりしている。べたっとした感じがまるでない。いつもはお代わりしない主人も二杯目をたいらげた。お客様にも大評判、、。3合炊いて、4人でほぼ完食。ご飯が美味しいというのは何より嬉しい事だけれど、、困ったなとも思っている。
この土釜、いつも使用している土釜と比べ底の部分が圧倒的に厚く、熱が伝わるまで時間がかかるが、一度上がると火を止めても温度が下がらず、米に十分に熱が回るらしい。中蓋の穴と外蓋の穴を直角に合わせる事で、その間の蒸気の熱の対流が効率よく回っているのかも。
これからの季節、新米が出てくるのが楽しみだけれど、、美味しすぎて食べ過ぎそうな、、。困ったな。