今まで家内のスーツケースを借りて、年に２回ほど海外出張に出掛けていましたが、娘が春休みに海外旅行に出掛けることになり日程が重なってしまったため、娘は家内のスーツケースを借り、私は新しく自分用のスーツケースを買うことに。１週間くらいWebでいろいろと調べ、悩んだ結果、インナーフラットではないことが唯一のマイナスながら、総合的な判断でこの商品を購入することにしました。海外出張は平均して２週間前後なのでサイズを家内のスーツケースと比べてMサイズに決定。色はエンボスライトブルーとしました。１月２９日に注文し、３１日に到着。届いたダンボールを開くと、２箇所の取っ手は緩衝材で保護され、スーツケース全体も厚手のビニールに包まれており、丁寧な発送だと思いました。 一見した印象は「小さい」。でも家内のスーツケースと並べるとほとんど同じ大きさ。この商品は上部が曲面を帯びているので一回り小さく見えるのでしょう。出張中も周りの人が「何とか機内持ち込みできそうな大きさだねー」と言うくらい。デザインが良いのでしょう。 出張では、のべ10フライトくらい乗り継ぎました。もちろん全てのフライトで預かり荷物扱いです。ベルトコンベアーのゴムのこすれなど、当然汚れて戻ってきます。でも、表面のコートフィルムが剥がれてボディーに傷が着くようなことは無く、本体・キャスターともに問題なく帰ってきました。ただしコーナー部の黒い樹脂はかなり傷が付きました。空港でスーツケースをフィルムでぐるぐる巻きにしてくれるサービスがありますが、そもそもそんな気を使うような高価な商品ではないので、「壊れない、そこそこ汚れない、値段が高くない商品が欲しい」という方にはお勧めできる商品だと思います。エンボス加工は、航空会社が貼るバーコードシールも後を残さず綺麗に剥がせます。家内のスーツケースは鏡面加工なので、あちこちにシールの糊が残っています。 さて、収容能力ですが、出張の途中で■洗濯をしない■ことを前提に必要な着替え、現地へのお土産など全て入れるだけの十分な容量があります。重量は内容物とケースの合計で17kgくらいでしたので、航空会社の制限も全く気にする必要がありません。欠点をあえて挙げるとすると、やはり最初に記したインナーフラットではないこと。荷物のパッキングに少し悩みます。でもこの点を差し引いても、コストパフォーマンスは良い商品だと思います。