初・安政柑。文旦や大橘(おおたちばな=パール柑)と同系統らしいので、
「大部分が皮(可食部分は見た目のデカさに比べて少ない)」と踏んで12kg。
味の目安が全く不明でしたが詳細なレビューを挙げておられる方がいて助かりました。
味についてはほぼ同感。
文旦や大橘のさっぱりした風味より苦味、酸味、甘み共に強く、濃い。
独特のスパイシーな芳香が特に皮からします。
ソフトボール小が23コ。
無農薬の訳ありということで見た目は悪いですが、腐れも無く問題無し。
皮がしなびてるものから食べてます(この手の柑橘は「少し皮がしなびて柔らかくなる」ぐらいが酸が抜けて甘さが立ってくる。「しなびてる!」という批難は的外れ)。
が、ジューシーさは文旦や大橘に負けてる感じ。
文旦に比べて粒つぶが小さいのでパリパリプチプチした食感も今一歩。房の数も多く(つまり一房が小さくて薄い)食べでが無い+めんどくさい。やや水分が抜け過ぎている個体もありました。
しかし、前レビュアーさんの「夏みかんに砂糖をまぶしたような」という表現は言い得て妙。酸味・苦味に相殺されがちですが、ベタつくようなかなり濃厚な糖度。美味しいです。
何より無農薬が最高(農薬果物=減農薬でも口がただれるため、無農薬果物しか食べられません)。
ご提供に感謝します。
(やはり可食部は大きくないので、量にビビらず7kgより価格がほとんど変わらない12kgにして正解でした)