珍しい文房具好きのためのメモ帳でしょうか。
購入以来、ほぼ毎日使っていて、自分に取っては最小のデスクトップです。
このメモ帳のよさは、胸ポケットやジーンズの尻ポケットに入るデザインでありながら、電車の中などで元のA4サイズにばっと広げてメモを一望できることだと思います。これは製本してある手帳やリフィル形式の手帳では難しいです。
旅行の際には、A4一枚を埋めるつもりで立ち止まってはちょこちょことメモを取り、休憩時に広げてじっくり見返すという使い方で楽しめました。
以下は、現在の自分の使い方です。
紙は、無印良品の植林木ペーパールーズリーフ(A4・5mm・方眼)を使っています。
メモ帳は縦ではなく横にして、紙押さえを左手の親指で持ちつつ、右手で書いています。
こうすると、浮き気味の紙端を押さえ込むことができ、スムーズに書き始められます。この書き方だと紙を広げたときにA4縦で二段組みの状態になります。
また、紙の折り目がクロスする部分はどうしても膨らんでしまうので、試しに折り目にそって十字に1cmずつくらいカッターで切れ目をいれています。
ボールペンは、本体に比べて安っぽくバランスがとれていません。
ペン軸が細く日常的に使うにはつらかったので、代わりにゼブラSL-F1miniをペンホルダーに引っ掛けて使っています。
書いた後は、スキャンせずテキストにしてPCに保存しています。
要望としては、他の方も書かれている横開き版が欲しいです。書いたものをちらっと見るのには手帳スタイルの方が片手で開きやすいですし、他人からも超薄型のスタイリッシュな手帳に見えると思います。かなり高価なものですから高級なメモ帳よりは高級な手帳に見える方が使う方としてもうれしいです。
あと一つ、自分はiPhone 4を使っているのですが、このメモ帳とサイズがぴったりで、机の上では重ねて置いています。もし一つにできるようであれば、ご検討ください。Moleskineもそんなコンセプトの製品を出していますが、期待はずれだったもので…