最初に手にした時の感想は、一言「軽っ!」。それはもう、「これ、中身カラなんとちゃうか?」と不安になるほどに(^^;。
先代のゲル化バッテリーもかなり軽めでしたが、こちらは比べものになりません。これまでの鉛電池とは、全く素性の違う品だと、イッパツで理解できます。
申し遅れましたが、当方の愛車はヤマハ・V-MAX1200(旧型)。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、バッテリーがヒジョーーーーに奥まった場所に押し込められている上に、スペースがキッツキツで、取り出すだけでも重労働なバイクです(正に「発掘」と称するのが相応しいような)。
なので、軽いというだけでも相当なメリットです。軽いだけでなく、小型でもあるので、バッテリーケースに押し込むのも楽ちんです。
小さいくせに容量には余裕があり、これまたデカくてエンジンのかかりにくいバイクにもかかわらず、交換直後はイッパツで始動しました。
充電専用端子が用意されているのもポイント高いです。リチウムバッテリーは充電に神経を使うと聞いて、二の足を踏んでいましたが、これで決心がつきました。
充電コードをあらかじめ引き回しておけば、「発掘」作業をしなくても容易に再充電ができるのも助かります。
これまでMF、ゲル化バッテリーと、「理想のバッテリー」を追い求めてきましたが、遂に決定版の登場か? 今のところ、文句のつけようもない大当たりです(^^)。
なのに、1点減点したとしたのは、まだ長期使用の評価が下せないから。V-MAX1200は、本来は旧式の開放型バッテリー仕様なので、相性の面でも一抹の不安があります。
いずれ機会あれば、長期使用後のレポートも上げたいところです。