確かに漢字の文字は大きいです。
ただ、それに比べて、振られているルビの文字が私から見ると相対的に小さく、
さらに、訓読みのためにと、わざわざ「返り点」が振られているのは
作成された方のお心遣いだと思うのですが
お経の意味を知り、研究するのであれば非常に参考になって便利だろうとは思うのですが
読経する際には不要であり、最初、この経本に慣れない内は混乱します。
しかも、区切る箇所に「。」が振られているのはご親切でありがたいことだとは思うのですが
ところどころ区切る箇所が違っている上に(最初の行の「一時佛在。」等。本当は「一時佛。在」では?)
ほとんど紙面上に隙間なく漢字、小さなルビ、小さな返り点、区切りの「。」等が配置されているため
読経する際には非常に見にくいです。
もう少しだけ文字を小さくしても良いですから、区切り部分に
一文字分くらいの隙間を空けて頂けると見やすくなると思います。
そもそも「返り点」は付けなくても良いのではないかと思っているのですが、
仮に付けることに拘りたいのであれば、上記の区切り部分の隙間を一文字分くらい空けることにより
返り点部分と区切り部分の隙間の区別を今よりハッキリさせることになって
今より格段に見やすくなると思います。
私としては、「返り点」が付けられているよりも、訓読みの全文を付けて頂いた方が
価格は倍近くなったとしても分かりやすくて見やすくて理解しやすく感じるのですが
いかがでしょうか。もっとも、これはあくまで私個人の感想でしかないのでご参考まで。