我が家の電波状態ですが、かつてのアナログ時代は難視聴地域で、
仕方なくケーブルテレビに加入していました。
地デジの時代になって中継局を含む各送信所からの視聴マップを見ると
完全にエリア外になってはいますが、車載ナビのTVでは、ワンセグ状態に
なったりフルセグ状態になったりで何とか映る状態です。
そのためケーブルテレビを解約し多素子の八木アンテナでも建てようかと考えていました。
多素子の八木アンテナを使えば確実に映るものと確信はしていましたが、
2階建ての屋根に設置するには梯子もないし…、怖いし…、どうしたものかと思案していたところ
壁やベランダに設置できるこの平面アンテナの存在を知りました。
しかもブースター内臓ということで飛びつきました。
結果はと言うと、とても良く映っています。
今までのケーブルテレビとほぼ同程度の受信レベルを保っています。
ただ、設置にあたってはテレビの画面でアンテナの方向や位置を確認するより
簡易型の電界強度計を使ったほうが早く確実にベストポイントを探すことができます。
これは、日本アンテナ社製の簡易型BS/UHFレベルチェッカーというもので型番はNL30Sです。
一度使ったら二度と使うことも無いとは思いますが、価格は3.5K円程度ですから
位置決めの煩わしさから解放されると思えば安いものです。
実際の設置は、他の方がやっておられるよう屋根裏に設置してみました。
屋根裏にはケーブルや混合器や分配器があるので接続はかえって楽です。
屋外からのケーブルの取り込みを考えなくて済みます。
ただし夏場の作業はやめたほうがいいと思いますが…
我が家の根の形状は寄棟屋根で瓦が電波を遮らないか心配しましたが、
アンテナ直下で測ったレベルは、チェッカーの感度をかなり絞ってもとても強く入っていました。
あと、このアンテナかなりビームがシャープな印象を受けました。
ちょっと角度を変えただけで反応が大きく変わります。
それと横方向の位置も1m程度移動しただけでも大きくレベルが変動します。
弱電界地域の方はぜひアンテナチェッカーを使ってください。
それとせめて屋外でワンセグが視聴出来るくらいの電界強度が必要と思います。
電源の供給も必要でアンテナのそばでなくてもテレビ近くで供給しても大丈夫です。
そのための短いケーブルとF型接栓は付属していません