こんなのほしかったので、巡り会えた感があります。
アンティークので素晴らしいのほしかったけど、高いので、買いたくても買えません。
日本のアンティークは本当に味があっていいんですよね。
これは写真と全くおんなじで、久々のヒットでした。
昔、明治のおばあちゃんが沢山、日本の素晴らしい昔の家具、明治時代から昭和初期までの日本古来の家具、沢山持っていた。
うちでも、こんなの箪笥や水屋使っていた記憶があります。あんなに沢山すばらしい日本の美しい家具や着物、日本家屋、日本の庭、床の間、畳と和室の凛とした美しい日本の部屋や縁側などが、あんなにもたくさんあったのに、昭和の団塊世代のうちの母は、日本の家具の価値がその時には判らず、引っ越しの際に捨ててしまった。それと引き換えに、デパートに売っている普通の洋風家具に切り替わってしまった。
捨てなかったら今頃、とっても価値がついただろうに。
やっぱり、洋風のただのチェストよりも、日本の家具はしっかり作ってあったし、デザインも素晴らしい。なにしろ味わいがある。
昔の日本の民家が、今の30年しか持たない安いつくりの家より、味があって、建築技術も極めて高いのと同じ。
うちのフランス調のアンティークとモダンな温かみのあるレトロモダンなインテリアの中に、この日本の和タンスの一見するとミスマッチの風情が、よく似合っています。独特の風情、時間を演出する理想の部屋を造れました。
あの昔のおばあちゃんの日本の家具たち、捨てるんじゃなかったなと後悔しつつ、日本がいかにかけがえのない日本古来の大事な文化や技術、たくさんの美術品や家具など、日本の美を失ってきたことか、・・・そんなことを感じながら、この和タンスを見ています。
しかも、この値段!
買わないと損だよ
でも、ちょっと高さが足りないね。
あと少し高くてもよかったんじゃないですか?