これまでは正統派に米国製のバリケンを使っていました。通気性も良く、軽く、欧州便で機内持ち込みが公認という点が気にっていました。が!ソフトとはいえ「フレーム」が入っていますので、普段はかさばりますし、肩にかけての長時間移動は非常に疲れます。
そこで、もっと気軽にワンこを持ち運べそうなものは無いものかと探し当てたのがこの商品でした。
まずは、追加で中敷きを購入したせいもあり、犬自身がとても気に入っています。入ると出かけるのを認識していますので、肩かけを持って「行くよ」というと自発的に入ってくれます。
持ち運びも軽くお洒落です。首が出るようカットしてある部分が非常にミソで、足の短いダックスにはとても便利です。(これまでトートにいれると首が上を向いて苦しそうでした)
一見ただのバックですのでお店への持ち込みもスムーズです。我が家の犬はほとんど鳴くことがあるませんのでこのバックに入れておけば、デパートでもスーパーでもホテルでもどこに連れて行っても誰も気が付きません。(倫理的な問題は別ですので、マナーは守りましょう)
知り合いの小料理屋などでは店主に断って足元に置かせてもらっています。
と兎に角便利なのですが使ってみて何点か気が付いたところがあります。
1:片方に首を出すカットが施されていますので、犬はほとんどのシーンでそこから首をだしています。よって必ず首を出している側(前がわ)が重くなり、前下がり状態になっています。自分でシンメトリーデザインを少し変えようかと思っています。
2:肩にかけると上部のメッシュはたたまれてしまいますので通気性が悪く、片側は常に私の側帯部に触れていますので夏場はかなり暑いようです。片方でも取り外してメッシュになるといいなーと。
3:ショルダー部のクッションが付属していますが、取り外しタイプですので失くしてしまいそうで普段は持ち歩いていません。よくあるスポーツバックのように片方に縫い付けてしまうつもりです。
この夏は欧州に一緒に行く予定で、先日成田に検疫に赴いた際、出発カウンターで「このバックでも機内持ち込みはOKか」とスイス航空に聞いたところ、十分OKです。との解答を得られました。
ということでパリを散策、TGVでスイス入り、ツェルマットで草原を走り回る旅はこのバックひとつで行く予定です。