【デザイン】値段の割にしっかりした化粧箱で、保護部材もしっかり入っていました。高圧部はかなりしっかりした防水対策が施されている反面、12V系は裸でしたが、これは標準のカプラも裸で、12V系の防水は気にする必要がないということでしょうか。
とりあえず、接触部に水が入らないようヘッドライトカプラには導電ワックスを多めに充填しました。
【取り付けやすさ】スペースギアの初期型に取り付けました。ハウジングカバーの加工(穴径の拡大)も不要でした。適合表では不可となっていましたが物理的には何の問題もなく取り付けられました。電気的に何か不具合があるのでしょうか。ただ、ケーブル長がもう少しあると、取り付けの自由度が上がると思います。バラストは小さくて扱いやすいのですがハーネスの真ん中に極性コントロールユニット?があり、ハーネスの短いのが尚更強調されています。
同梱の取付ステーは簡単に工具なしで曲げて作業できましたが、若干強度に不安が残ります。
リレーレスで配線は非常に簡単でした。ハイビームインジケータも問題なく作動しています。光軸も特に調整はいらないように感じられ、手間いらずという感想です。
他の交換記を見ますと、バナーがデリケートなので、ヘッドライトアッシーを外して作業するようアドバイスされている記事が多いですが、面倒だったので、外さずに通常の交換作業を行ってしまいましたが、H4バルブに比べてバーナーが細いのでかえって楽に作業できました。(左側は特に狭いので、バッテリーの固定ねじを緩めてずらして作業しました。そのねじで左のバラストを共締めしたので、緩めた作業が無駄になりませんでした)
【明るさ】有名どころのハイワッテージバルブと同等(以下)の価格で、明るさは勝っていますが、配光が中央に寄ってしまい、周辺部が暗く感じられます。(実際は明るいのですが、中央部が明るすぎ?るようです)
【色】イエローバルブからの付替えだったので、4300Kを選択しましたが、それでもかなり青く感じます。特に起動後しばらくは青く薄暗い感じです。
【視認性】雨天時の運転がまだないので不明です。
【耐久性】まだつけたばかりで不明ですが、交換も簡単そうなので、1年もってくれれば十分元はとれます。
【その他】組込み前の動作確認時、バラストから発信音がしていたので少し不安でしたが、動作に問題はなくラジオ等にノイズも出ていません。