享年59歳で亡くなった父親の位牌。母は享年24歳だったので、私にとっては、23年間たった一人の親でした。私は兄弟もいないので余計に供養に力を入れたいと思ってしまいます。無人となってしまった実家の建物と土地は、父親の実妹に狙われています。なので親戚とは疎縁というか…。嫁いだ一人娘が、嫁ぎ先にお仏壇を置くのはいけないと一説では言われていますし悩みましたが、私が生きていられるうちは、供養を頑張ろうと決めました。お位牌を用意するにあたりまずはお世話になった葬儀屋さんに聞いたところ「塗り位牌は控えたほうがいい」と言われ仏具屋さんには「塗り位牌のほうが一般的」と言われました…。偶然にもこちらのモダン位牌なる存在を知り、南天の絵柄に惹かれました。昔私が病に臥せっていたとき父親が裏庭から南天を取ってきて花瓶に生けてくれました。「南天は難を天にやるんだ」と…。そんな思い出もありこのお仏壇に決めました。旦那も「義父さんのイメージに合うね」と。サイズは5寸にすれば良かったかな… でも我が家の18号のお仏壇の二段目に置いたところ5寸では奥行が合わないようでした。