いつの頃からかドアを開けた際にラッチの向きが元に戻りにくくなり、それを潤滑剤でごまかしていましたが潤滑剤周囲への塵の付着と、冬に外気温が低下したためグリス状になってしまった潤滑材の粘度が高くなってしまったことも加わってなのか、ある日突然ラッチの動きが酷く戻り難くなってしまったため、ドアが開閉できなくなる前に交換。
寸法などは事前に取り外して調べていたこともあり問題なく交換できました。
交換後はラッチの向きが戻らないということもなく非常にスムーズにドアが開閉できるようになり、他の人のレビューと同じく「さっさと交換しておけばよかった」と言った感じでした。
滅多に交換する部品ではありませんが修理を依頼するよりプラスドライバー1本で簡単に交換ができるため簡単にネットで購入できて大変助かりました。
ちなみに交換前のケースもプラスドライバーで分解できたため、届いた新品のケースも分解してケース内部の部品破損状況を比較確認しようとしましたが、新品ケースのネジが硬くてネジ山が潰れそうになったため比較用の新品ケース分解は断念。古いケース内の部品は顕著な破損は見受けられませんでしたが、ケース内部でレバーのように動作する鉄板が長年の使用で摩耗してきたのが原因でラッチを元の向きに戻せなくなってきたような感じでした。
また、古いケース内部は潤滑剤を何度も吹き付けていたため、細かな塵混じりになったグリス状になった潤滑剤でベトベトしていました。潤滑剤はその場しのぎには効果があるかも知れませんが長期的に見ると塵を蓄積させてしまいスムーズな動きに対して逆効果なのかも知れないと感じました。
わざわざケース内部の部品を加工・作成までして修理するより素直に新品ケースごと交換することをおすすめします。